なぜ株価が上がると嬉しいのか?

「なぜ株価が上がると嬉しいのか?」と質問されたら、「何をバカなこと言っているの?儲かるからでしょ。」とみなさんツッコミを入れたくなるでしょう。そういう意味ではなくて、「株が上がったら、会社の社員は嬉しいのかい?」という質問です。

社員は多分嬉しくない

私は、株式会社で働いたことがありません。だから、株式会社の社員が自分の会社の株が上がったら心底嬉しいのかわからないです。自分の会社の株を持っていたら、嬉しいでしょうね。そうではなくて、株を持っていなくても嬉しいのか?ということです。

多分、多くの社員は、自分の会社の株が上がった!東証一部上場企業だ!すごいでしょ!という誇りというか名誉というかそういう自己満足だけではないでしょうか?

じゃあ、自分の会社の株なんか上がらなくてもいいんじゃない?ということです。何を必死になって、株価を上げるために配当出したり、自社株買いしているの?ということです。そんなことするぐらいなら社員にボーナスあげてよ!と思いませんか?

調べたが明確な答えがない

この疑問をネットで調べても、なかなか明確な答えを得ることができません。

ネットでよくある回答は以下のようなものです。

投資家や金融機関への信用度が増すので、お金を借りやすくなる。

企業イメージが良くなって良い人材が集まる。

時価総額が高いと買収されて乗っ取られにくくなる。

でもそんなことだけで、必死に株価上昇させないといけませんかね?株を持っていて、それを売るつもりなら、確かに株価が上がったら儲かるので嬉しいです。株主は嬉しいけど、社長や社員は株価上がって嬉しいですか?

ストックオプション

社長や社員にストックオプションがあれば、確かに必死で株価をあげようとすると思います。ストックオプションとは、ある安い価格で会社の株を購入できる権利のことで、株価が上昇したら、その差額分が儲かるというインセンティブです。でも、これも、日本では、20世紀の終わりにやっと始まった制度のようです。

やっと結論が出た!

では、なぜ必死で株価をあげようとしたり、配当を出したりするのか?コロナ自粛で暇だったので自分なりに考えて、やっと腑に落ちる答えを思いつきました。

要するに、株主に首にされないようにするためです。

アメリカ企業では、大株主が会社にクレームをつけてきます。CEOは、もし株価が下がったり、減配するようなことがあれば、株主に首にされてしまうからです。だから、必死で自社株買いをして株価を上げていき、配当金も増配するのです。そうしないと、株主に首にされて、自分の収入が途絶えてしまうからです。自分の身の安全のためには、先日のボーイング(BA)のように、どんどん従業員をリストラします。

従業員も首にならないようにするためには、株価が上がるように必死で働かなくてはなりません。

極端な言い方をすれば、アメリカ企業の社長や社員は、大株主の奴隷です。

日本では株主は悪人

日本の企業は、キャッシュを株主に還元せずに、景気が悪くなったときに備えて貯蓄に回します。株主は増配されなくても文句を言いません。

あまりガタガタいうと、乗っ取り屋みたいに言われて、日本のマスコミに叩かれて潰されます。株主イコール働かないで儲けようと企んでいる悪人です。だから、日本株は株価が上昇しないのです。上昇しなくても、社長も社員も困らないですし、首になることもありません。

アメリカ企業みたいにキャッシュを減らしても株主に還元するようなことをしないので、景気が悪くなっても持ち堪える長寿企業が多いです。だから、100年以上続く歴史の長い企業が日本に多いのも理解できます。

日本企業は株式会社である必要がない

日本企業は株式会社でなくても良いのかもしれませんね。その代わり、会社の社員は家族みたいなもので、社長はお父さんみたいなものです。社会として、アメリカ企業が良いのか、日本企業が良いのか、どちらが良いのかなんともいえません。

日本の企業は、株価が上がらなくても、社長も社員も困らないのです。だから、株価が上がらないのです。

しかし、投資家として株式投資するのなら、絶対、アメリカ企業です。

日本人の私たちが、あの憎らしいGAFAMや米国軍事企業の株主になって、CEOや社員を奴隷としてコキ使うことができるのです。

アメリカ企業に投資しましょう。

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投資の参考になりますよ!

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