安倍首相や小池都知事は経済自粛を続ける理由

39県で緊急事態宣言が解除されました。しかし、東京都や大阪府などの大都市圏や北海道では緊急事態宣言が継続しています。すでに、全国の新規感染者数は、50人前後になっていますし、1日の死亡者数も1桁にまで減っています。東京や大阪のような大都市の機能が低下していると日本経済全体が停滞してしまって、中小企業が倒産して失業する人も出てきますし、個人商店なら借金で破産する人もどんどん出てくるはずです。「人の命と経済とどっちが大事か?」と言う人もいますが、経済が止まっても死ぬ人が出てきます。

彼らは食えなくなったことがない

仕事がなくなると喰っていけない、もしくは、借金返せなくなったら人生詰む人が出てくるのに、なぜ安倍首相や小池都知事は国民に自粛をそんなに強いるのでしょうか?アメリカでは1日2万人も新規感染者が出ているのに経済を再開しているのに!です。

それは、極端な言い方をすると、彼らはお金のために働いたことがないからです。

彼らの頭の中には、「高校生のバイトじゃあるまいし、いい歳した大人がお金のために毎日仕事に行っているわけがない。そんな卑しい餓鬼みたいな奴は、民度の高い日本人にはごく少数だろう」と思っているのです。

あなたどっち?

ここまで読んだかたにも、2通りのリアクションがあるでしょう。「アホか、お金稼ぐために働いているんだよ。そんな庶民の気持ちを首相や都知事が理解していないなんてあり得ないよ」というリアクションと、「アホか、仕事をするということはお金よりももっと大事な人生の目的があるんだよ」というリアクションです。

私も仕事はお金ではないと信じていた

実は、私もつい最近まで、「仕事はお金ではない、自分のスキルアップやプロフェッショナルとしての誇り、出世の方がずっと大事だ」と信じていました。

5年ぐらい前までは、出世するために、1日12時間、土日も休日関係なく最低8時間以上は働いていました。土日で職場に来ない同僚のことを完全に軽蔑していましたし、出世のためなら休みもお金もいらないという今思えば変な価値観で働いていました。

でもなんだかんだ言っても、それなりに高給取りでしたし、生活に困っていなかったからそんな価値観でいられたんだろうな、とは今は思います、要するに、首相や都知事の頭の中と同じです。

官僚もそう

こういう価値観の人は、学校でよく勉強できた人に多い価値観かもしれません。省庁にいる官僚も同じような価値観です。彼らは、休日返上で徹夜で仕事をするのも苦にしません。もちろん残業代もつかないわけですが、彼らのモチベーションは国家のためと出世競争に勝ち抜くためです。そのために死に物狂いで働いています。彼らの仕事の中心はお金ではないのです。彼らも、「お金のためにいい歳した大人が毎日何十年も働いているなんてそんなことあるはずがない」と思っています。

専門家会議もそう

そんな官僚や役人に囲まれて、子供の時からお金に困ってひもじい思いもしたことがない首相や都知事が判断を下しているわけですから、一般大衆が早く自粛を解除してくれなんて言っても、何をカネカネと卑しいことを言っているんだ、お年寄りの命の方が大事でしょ!って、なってしまいます。

専門家会議のメンバーもほとんどが医者か大学教授です。経済活動が止まっても、借金で首が回らなくなる人はいません。

彼らも、お金が欲しいから、医者をしているわけでもなければ、大学で学者をしているわけでもないですから、お金のために働いている日本人がいっぱいいるなんて、まさか思っていないでしょう。

清貧を理想とする上司は避けろ

いや、そんな事はない。首相や都知事はお金のために働いている人がいることぐらい知っているはず。と言う反論をされる人もいるかもしれません。

でも、小池都知事は、以前に、都議会の報酬を削減すると言うことを選挙公約にしていました。

もし、こんな上司があなたの職場にいたらどうしますか?確かに言っている事は立派だが、家のローンもあるし、子供の学校の授業料もあるし、えらいことになったと思うでしょう。こんなことされたら部下は困るし、公務員の給料が下がると、民間の給料の水準も下がるし、国民全体の賃金が下がってしまいます。上司が清貧を強要するのは、庶民の気持ちがわかっていないからです。

学校の先生もお金の意識が低い

これは、私たちが子供の時に習った学校教育にも影響されているのかもしれません。学校の公民で習ったときも、仕事に就くと言う事は、お金を稼ぐためだけではなくて、人間形成や生き甲斐、社会貢献の意義が大きいんだと習いましたよね。学校の社会の先生も、「先生はお金が欲しいから、お前たちに授業しているんだよ。」なんて言わなかったでしょ?

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