こんばんは、チャイです。ネットの情報を見ていると、投資やビジネスで成功している人の中には、高学歴な人ってそんなにいないと思いませんか?ユーチューバーでめっちゃ有名な人も決して高学歴ではないです。学歴とお金儲けは別物なのでしょうか?
どっちがホント
ネットでよく見かける成功者には、学歴なんて関係ないという意見を言う人もいます。しかし一方で、会社の入社試験や会社の昇進には学歴が重要です。大きな会社の方が給料は高いし、会社で役職がつけば給料が上がります。
一体、どっちがほんとなんでしょう?
学歴社会の中では
学歴社会の中だけに限定すると、絶対に高学歴の方が収入が高いです。高卒より大卒、院卒、旧帝大卒、医学部卒の方が、高収入が得られるポジションにつきやすいです。
例えば、大卒で国家公務員試験に受かって、役人になって出世すれば、月給税込100万円ぐらいにはなります。修士課程を卒業して、民間企業に入って出世しても、月100万円ぐらいにはなります。大学院を卒業して博士号を取得して、大学教授まで上がれば、やはり年収1000万円以上にはなります。医学部卒業して医師になって勤務医になれば、年1,500万円ぐらいはもらえます。
しかし、しかしです!しょせん、その程度です!
中小企業のオーナーさんの方が金持ち
自分で商売始めたら、中小企業の社長さん程度でも、年収2,000万円弱はあります。学歴もそんなに要りません。おそらく、会社の経費で飲み食いや買い物もしているでしょう。
もっとやばいことなら、仮想通貨や小型グロース株をタイミングよく投資すれば、何億円と稼げることもあります。
そう考えると、高学歴であればお金持ちになれると言うのもしかり、金持ちになるのに学歴は関係ないと言うのもしかりです。
私が思うに
ここで、私が思うことを述べます。
学歴社会で得られる高収入は、ボラティリティが小さいです。
商売や投資で得られる高収入は、ボラティリティが大きいです。
何を言っているかと整理しますと、
大学卒業して役所に勤めて、もらえる給料の生涯リターンが、マイナスリターンになることは絶対ありません。
民間大手企業で役員になったときの給料は、会社が倒産したとしても、マイナスリターンになることはあり得ないです。
医師免許を取得して勤務医になって、病院をクビになったしても、マイナスリターンになりません。
しかし商売は、儲かるときは大きいが、負けるとマイナスリターンになります。
米国株投資は手堅い手法ですが、最も手堅いS&P500ETFですら、絶対にマイナスリターンにならないという保証はありません。
仮想通貨やFXにレバレッジかけて全力投資すれば、学歴がなくても運が良ければ億万長者になって、ネットで有名人になれます。ただし一方で、野タレ死んでいる人が無数にいるはずです。
要するに、学歴社会で高学歴な人のリターンは大きいがボラティリティは小さいので、大金持ちにはなれないです。一方、商売や投資のボラティリティは大きいので、当たるとリターンが大きいと言うことです。
ボラティリティのバランスが大事
何が言いたいかというと、学歴社会で成功した人は、ボラティリティの高い商売や投資を主力にしない方が賢明です。今の仕事で手堅くリターンが得られるからです。
ただし、今の収入に不満で頭打ちを感じていたら、手堅く稼いだ給料の一部をややボラティリティの高い投資(それでもS&P500などのETF)に回すべきです。
一方、学歴社会に入ることができなかったもしくは入りたくない人は、商売や投資の比重を高めにすべきです。そうしないと絶対にお金持ちにはなれません。
ただし、ボラティリティを上げれば上げるほど、マイナスリターンになるリスクも上がります。
商売や投資だけで億万長者になった人は、うまくボラティリティの波に乗れて成功した極めて運の良かった人なのだと思います。