6月3日のアメリカ株式市場は、大幅続伸でした。コロナショックによる経済ダメージが回復したとは言えないのに、マーケットは不思議なくらい元気です。気がついたら、ナスダック指数は過去最高値にあと一歩まで迫っています。
Vは配当利回りが低め
2020年6月4日の朝、楽天証券のサイトをクリックしてみると、ビザ(V)の配当金が入金されていました。
今回も1株当たり、0.3ドルの配当です。先月初めに、V株を100万円分買い増ししていたので、配当金の総額が増えていました。べつに、配当金のタイミングを狙って、Vの株を買い増ししたわけではないのですが、結果的にはラッキーでした。
保有株数は、535株なので、配当金合計160.50ドル、税引き後の入金額は、115.13ドルでした。少なっ!

Vの配当の利回りは低めです。年0.6%です。
Vに配当を期待してはいけません。あくまでもキャピタルゲイン狙いの銘柄です。
配当停止はツライ
一方、私の保有銘柄では、ボーイング(BA)とデルタ航空(DAL)とマリオット・インターナショナル(MAR)の3銘柄がコロナショックで配当停止になってしまいました。この3つの配当を合わせると、年間30万円ぐらい入金されていました。かなり痛いです。もらえると思っていたものがもらえないと心理的なダメージ大きいですね。
もちろん、これらの銘柄も、それなりにキャピタルゲインも狙って保有しているので、配当を期待して保有していたわけではないんですが、それでもやはり痛いです。
高配当株は厳選する必要あり
そう考えると、純粋に、配当利回りが高い銘柄を狙って保有していると、今回みたいな配当停止を喰らった場合、保有している意義が薄れてしまいます。だから高配当銘柄を保有するときは、成熟企業でワイドモートの企業の銘柄を厳選して保有すべきです。
そうでなくて、斜陽産業の銘柄で、株価が下落して配当利回りが上昇してしまっているような銘柄を保有してしまうと、何かの拍子に減配されて、株価も右肩下がりで売ることもできず、何もかも失ってしまうことになります。