2020年7月28日の取引終了後にビザ(V)の決算、7月29日の取引開始前にボーイング(BA)の決算がありました。一応、自分の保有銘柄の決算はチェックしています。決算が良くても悪くても、結局のところ、長期保有なので大勢に影響はないのかもしれませんが、一応、次回の買い増しをどうするかの参考にはしています。
ビザ(V)の決算は良かった
まず、ビザ(V)です。
EPSは、市場予想が1.03ドルに対して、結果1.07ドルで市場予想を上回っています。売上高も予想48.3億ドルに対して、結果48.4億ドルで予想を上回りました。
しかし、EPSも売上高も新型コロナウィルスによる影響で前四半期よりも大幅に落ち込んでいます。コロナの影響で相当悪い決算になるだろうと予想はしていたが、ちょっとマシだったよね、ということなのでしょう。本日の取引では、株価は1%以上も下落しています。
利益確定の売り?
そろそろコロナショックからの回復が落ち着いてきて、利益確定が優勢になってきているということなのか、やはりコロナの影響で景気減速が数値になって現れてきたので、投資家がリスクオフに動いているのか、ということが考えられます。
前日のレイセオン・テクノロジーズ(RTX)も良い決算だったのにもかかわらず、終値ではマイナスで引けていました。
ボーイング(BA)予想下回る
ボーイング(BA)は、具合悪かったです。EPSは損失で、予想が-2.54ドルに対して、結果-4.79ドルでさらに流血です。売上高は、予想132.5億ドルに対して、結果118億ドルで予想を下回っています。フリーキャッシュフローも-56億ドル失っています。
BAまだまだ厳しい
737Maxの運行再開が遅れに遅れていることや、需要低迷で、747ジャンボジェットを2022年に生産停止にすることや、787や777の生産も減らす方針が示されました。さらに従業員の雇用を減らすことも明らかになっています。
ボーイング(BA)の決算はかなり厳しい結果だったので、本日の取引で、-2%以上も下落しています。まだまだBA株の買い増しは控えておいた方が良さそうです。