米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が株式取引開始直後に「景気拡大を持続させるために適切な行動をとる」と発言したことにより、市場が利下げすると期待して、株価が急上昇しました。利下げすると言った訳でもないのですが。
中国政府もメキシコ政府もちょっと発言しただけ
米中貿易摩擦とメキシコ追加関税の問題についても、「対話で解決すべき」「移民と貿易問題の着地点が探せることを期待する」と発言しただけなのに、貿易摩擦への警戒感が後退して、株価が上昇する方向に向かいました。
私の銘柄も上昇
とりあえず、私の保有銘柄も上昇しました。
AAPL +3.66%
V +2.35%
AMZN +2.18%
BA +1.69%
VAC +5.74%
DAL +4.24%
GOOG +1.62%
LMT +1.39%
NOC +1.74%
RTN +1.62%
MAR +3.07%
ADBE +3.74%
GAFA銘柄が反トラスト法違反で調査が入るかもしれないという話があって大幅安になったのに、その後、別になにもその問題は解決していないはずですが、GAFAの株価は大きく上がりました。
旅行関連の銘柄も良く上がりました。V、DAL、MAR、VACです。こういう株は景気に敏感だからなのでしょう。
月曜日の株式市場で、底堅かった防衛関連銘柄、LMT、NOC、RTNもやっぱり上昇しました。先月あたりから株価の動きが良いので、そろそろ大相場なのかもしれません。
短期筋の動きに惑わされてはいけない
結局、なにか情報が入ると、短期筋が瞬時に売り買いして、株価が急騰したり急落したりしているだけなのです。すでに短期売買に関しては、AIが動かしていて、売りが売りを呼び込んだり、買いが買いを引き寄せたりして、大きく乱高下しています。
しかし、最終的には、その企業が過去にちゃんと株主に還元していて、業績も右肩上がりであれば、株価はいずれ堅調に上がっていくはずです。
トランプ大統領がアメリカ企業をつぶす政策をするとは思えない
貿易摩擦の懸念で株価は短期的には下がるかもしれませんが、アメリカの有力企業がそのせいで業績悪化して倒産するとはおもえません。中国のファーウェイは倒産するかもしれないですけど、そもそもこの貿易摩擦の発端は、米国政府からです。アメリカ企業がつぶれるような政策をトランプ大統領はしないでしょう。
こういう急落の局面や円高の局面は、長期投資家にとっては、絶好の買い時です。短期筋ありがとう。