今年のお盆は、台風は来るわ、株式市場は乱高下するわでハチャメチャです。大阪も山陽新幹線や北陸本線が完全に止まっています。米国株式市場の影響を受けて、日経平均も-249.48円も下がって、20,405.65円で、2万円割れまであと2%まで迫っています。
対中関税発動先送りで一旦爆上げ!
8月13日(火)に、スマートフォンやノートパソコン、玩具関連の対中関税発動を12月15日まで先送りすると発表しました。トランプ大統領の答弁では、クリスマス商戦に影響を与えないようにとの配慮とのことです。その発表を受けて、アメリカ株式市場は、これまでの続落から一気に切り返し、悪い流れが断ち切られたかのように思えました。
逆イールドで急落!
ところが、翌日8月14日(水)は、リセッション入りの兆候とされる長短金利が逆転現象(逆イールド)が発生し、一気にマーケットの心理が悪化しました。しかも、叩かれまくりの中国の経済指標が予想を下回り、その中国との取引の多いEU諸国の親玉ドイツの経済指標も当然のことながら減速しており、マイナス成長になってしまいました。
8月14日は今年最大の下げ幅
これらの悪材料で、今年最大の下げ幅に見舞われ、ダウ平均指数-3.05%下落、S&P500指数が-2.93%下落、ナスダックが-3.02%下落になってしまいました。
トランプ大統領も吠える!
トランプ大統領もツイッターで、FRBの追加利下げの動きが遅いと批判しています。確かにここまで株価が下がってしまうと、年内もう一回、利下げがありそうに思えてきます。
必ず株価は回復する
ここまで下がると、米中貿易摩擦が今後解消するようにも思えないし、リセッションが来るとか煽られるし、株価回復するのか不安な気持ちになるのはわかります。ただ、暑い夏が来ても秋は訪れますし、寒くて雪が積もっても春は来ます。

同様に、アメリカ株式市場は強力な復元力を持っています。暴落したら、その時は買い時です。
私も来週買い増しをします。