最初は、個別銘柄で株式投資せずに、投資信託をネット証券を介して注文しました。しかし、数ヶ月して、いろいろ情報を集めてこれからお話しするようないくつかの欠点が投資信託にはあることに気づきました。実際、大きな含み損も抱えてしまって、撤退してしまいました。
投資信託とは?
個人(投資家)からお金を集めて、投資家の代わりに、運用のプロが、株式や債券、不動産などに投資運用して、その運用成果(リターン)を投資した額に応じて、それぞれの投資家に分配する仕組みの金融商品です。ようするに、お金を預けて代わりに増やしてくれる金融商品で、投資ファンドとよばれます。いろんなテーマ別のファンドが各証券会社や銀行には取り揃えられています。
投資信託は手数料が高い
投資信託では、信託報酬と呼ばれる年間手数料が取られます。年間2%ぐらい取られるのはザラで、さらに買付手数料まで取られるものもあります。先進国の年間インフレ率が2%と言われていますから、年間4%以上資産が上がらないと負けてしまいます。
銀行に行くと、ときどき別室に連れて行かれて、投資信託を契約することを勧められます。たぶん、手数料が儲かるので、銀行にとってお得だから勧めてくるんだと思います。最近、誰かが熱心にお勧めしてくるときは、その人にとってなにかお得なことがあって、こっちがカモにされているからじゃないかと思えてきてしまいます。
毎月分配型は元本が減っていく
投資信託によっては、毎月分配金が出るファンドもあります。毎月分配金がもらえて、一見お得な気がしますが、自分の元本から払い戻しがされているだけで、ほとんど子供だましです。
テーマ型はハイリスク
アジア新興国だけとか、中東だけとか、エコとか、レアアースとか、その時の流行を取り入れたテーマ型の投資信託は特にハイリスクです。極めて偏った銘柄選択になっているので、流行が去れば総崩れです。
すぐに解約できない。
そもそも解約したいとあせっているときは、運用が上手く行っていなくて損している時です。しびれを切らして解約しようとしても、株取引みたいにすぐに約定しません。ネット証券ですら1週間近くかかります。そうこうしているうちにもっと損が膨らんでいって、約定したときには大損しています。
ちなみに私は、1,664,883円のマイナスリターンで終わりました(泣)