2020年2月3日のアメリカ株式市場は、新型コロナウィルス肺炎の感染拡大の懸念で大幅下落した先週金曜日の弱気相場を引きずりながらも、反発して引けました。ドル円相場も円高から円安に反転しました。そろそろ潮目が変わると判断し、2月3日の取引開始直後に、2月分の買い増しを一気に仕掛けました。
300万円買い増し
先日のブログで、弱気相場の時は、円高かつ株安なので、日本人投資家にとっては、アメリカ優良企業の株を買い増しするチャンスだと書きました。そう言って、ほかの人には落ちてるナイフをつかませて、自分は買わないというのはあまりにも卑怯なので、ここは一発、大きく買いに行きました。300万円分です!
4月末までは株価は上がる
米国株のアノマリーとして、10月から4月末までは株価が上昇しやすいです。ということは、1月に入ったら、早め早めに買い増しをおこなわないと、4月に入って買い増しするようでは、高値つかみで良いパフォーマンスは得られません。
ですから、3月4月の買い増しの資金も2月に前倒しして、300万円分買い増しすることにしました。
例年、3月4月は買い増しを控えるようにしています。それは、アノマリーによる理由と、確定申告の時期で、追加納税のキャッシュを用意しておかないといけないという事情もあります。
まずドル転
まず、現金300万円をドルに両替します。適用為替レートは、1ドル108.75円でした。27,586.20ドルになりました。これに、配当で得られたドルを合算して、株買い増しを実行します。
6銘柄買い増し
購入した銘柄は、アルファベット(GOOG)、ボーイング (BA)、ノースロップ・グラマン(NOC)、ロッキード・マーチン(LMT)、デルタ航空(DAL)、マリオット・インターナショナル(MAR)の6銘柄で、だいたい50万円ずつ買い増しをおこないました。
購入できた株数は以下の通りです。
アルファベット(GOOG) 3株 1株1,463.46ドル 計4,407.4ドル
ボーイング (BA) 15株 1株318.27ドル 計4,797.67ドル
ノースロップ・グラマン(NOC) 13株 1株374.57ドル 計4797.29ドル
ロッキード・マーチン(LMT) 11株 1株428.12ドル 計4,731.32ドル
デルタ航空(DAL) 84株 1株56.82ドル 計4,794.88ドル
マリオット・インターナショナル(MAR) 32株 1株142.64ドル 計4,586.16ドル

そのうち、BAの5株は、NISA枠が余っていたので、NISA枠で買いました。
旅行関連の銘柄は安く買えた
新型コロナウィルス肺炎の影響で、旅行関連銘柄のDALとMARは安く仕込むことができました。BAは墜落事故後に株価が低迷しているので当然ですが、それ以外の防衛関連銘柄(LMT、NOC)もなぜかポートフォリオの中に占める割合が小さくなっていたので、買い増ししました。GOOGもまだ買い増しの余地があると判断して3株買い増ししました。でも、その後の決算発表が市場予想以下だったので、アフターマーケットで下げていますね。
売ったら負け!
まだまだ、新型コロナウィルス肺炎の感染拡大が続き、マーケットは急落するかもしれません。でも、アメリカ株のアノマリーも鑑みて、この下げは絶好のチャンスと判断して勝負に出ました。
さてどうなるんでしょう?凶と出ても、売ったりしませんよ。
売ったら負けです!