今度こそ2番底?

2019年5月23日(木)のアメリカ株式市場は、米中貿易摩擦の懸念を背景に大幅に続落して引けました。なにか新たな懸念材料が見つかったわけでもなさそうなんですが、ミスターマーケットはまた米中貿易摩擦が心配になってきたようです。

細かい悪材料は色々

たしかに、5月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)の速報値が2009年9月以来の低水準になったという発表がありました。その他、原油先物相場が5%も下落したことも影響しているのかもしれません。

さらに木曜日はアメリカ株式市場のアノマリーで下がりやすいです。

5月は4〜5%下がり、しかも円高

4月末と比べると、ダウ株価指数とS&P500指数が4.2%、ナスダックが5.8%も下落しました。ドル円も有事の円買いで1ドル109円台まで円高が進んでいます。日本人の米国株投資家のみなさんは大きく損しているのではないでしょうか?

今度こそ2番底

S&P500のチャートを見てみると、それでも5月13日の終値よりは、昨日の終値のほうが高値です。

たぶん、今回の米中貿易摩擦の懸念材料は、このあたりの値付けで株価に織り込みずみで、なにか別の悪い材料が吹き出さない限り、これ以下には株価は下がらないということなんだと思います。

少し前に大きく下がったときが2番底かなと思っていたのですが、間違っていました。たぶん、今回が2番底なのでしょう。きっと・・・。

売ったら負け!

株価指数が大きく下がっているときは、当然のことながら、個別銘柄のほとんどが下がってしまいます。アメリカ株式市場は短期では上下しますが、長期では右肩上がりです。こういう時に売ってしまったら、高く買って安く売る典型的な損切り貧乏の投資家です。

厳しいときに売りたい衝動を抑えるには、長期的に右肩上がりの銘柄を選ぶことと、分散投資を心がけることです。

夏はがまん、冬に花開く

5月から9月末まではアメリカの株価は下がりやすいです。この厳しい時期こそ、買い増しをして仕込んでおく大事な時期なのです。

米国株投資は、季節の冬と夏とが逆ですね。厳しい夏の間に仕込んでおくと、冬に花開きます。