岸田文雄首相所信表明演説の「新しい資本主義」

こんばんは、チャイです。先週は東京への出張もあったし平日死ぬほど忙しかったです。ところで、岸田文雄首相の所信表明演説を皆さん見ましたでしょうか?

久しぶりに新聞精読

抜粋内容は、ネットニュースなどでチラ見できますが、増税のことなどがやはり気がかりです。金融所得課税強化がどうなるのか、やはり株式投資家としては気になります。新聞で所信表明演説の全文を確認します。

はじめに

まずつかみは、新型コロナウィルスについての話題と国民からの生活窮状の声でした。そしてコロナに対する経済対策の策定の宣言です。その後、「新しい資本主義の実現」という巷で噂になっているキーワードが登場しています。

経済的環境や世代、生まれた環境によって生じる格差と分断という言葉が出てきており、岸田さんは平等主義の人なのかもしれないです。

締めは、「日本の絆の力を呼び起こす。」でした。

第1の政策 新型コロナ対応

病床と医療人材の確保、3回目のワクチン接種、経口治療薬の年内実現化、電子的なワクチン接種証明の積極的活用が述べられています。コロナ給付金は事業規模に応じた給付金支給や非正規、子育て世帯への給付金に言及されていました。

第2の政策 新しい資本主義の実現

ここが株式投資家には気になるところです。マクロ経済運営については、デフレからの脱却のために大胆な金融政策、財政政策、成長戦略の推進でした。

岸田首相のこだわりが、新しい資本主義の実現です。

「成長と分配の好循環」というキーワードで、「分配なくして次の成長なし」ということで、先に分配するという意味なのかなと思えますが、その後に、「成長の果実を、しっかり分配することで、初めて、次の成長が実現します。」と述べているので、これまで言われてきた成長して分配してさらに成長というこれまでの資本主義と比べて何も新規性はないような気もします。

成長戦略の1つ目が科学技術への投資とクリーンエネルギー戦略、2つ目がデジタル田園都市国家構想で地方の底上げ、3つ目が経済安全保障、4つ目が人生100年時代の社会保障の構築でした。これも目新しいことはなさそうです。

分配戦略の1つ目が、労働者や下請けへの分配率向上、2つ目が大学卒業後の出世払い、子育て世代への支援、3つ目が看護、介護、保育などの現場への収入アップ対策、4つ目が財政の単年度主義の弊害是正とインフラ整備、農家対策でした。全て国からの支出になりますね。

第3の政策 国民を守り抜く、外交・安全保障

米国、豪州、インド、ASEAN、欧州と連携する、つまりこれらの国々は、日本の味方国ということでしょう。北朝鮮にはミサイル開発と拉致問題の解決、中国と韓国とロシアには主張すべきは主張し、対話を続けるスタンスのようでした。

新しい経済対策

「総合的かつ大胆な経済対策を速やかにとりまとめます。」ということで3つの政策進めることが述べられています。特に新しい内容はありません。

おわりに

憲法改正の議論を進めていきます。あとは、総論でした。

増税は?

ということで、増税に関しては、金融所得課税の増税も含めて、どこにも述べられませんでした。総選挙が近いので、増税に触れると、選挙に負けるリスクがあるからなのでしょう。のちに、金融所得課税強化については、日経平均が連日下落することに反応したのか、岸田首相は当面増税することはないと発言しました。

流石に選挙が終わったら、いきなり豹変して増税はないとは思いますが、いずれジワジワ増税されることは間違いなさそうです。

今回の所信表明演説でしばらくは増税なさそうです。再来年の2023年には確実に増税がやってくることを覚悟しておいた方が良さそう。

誰が総理になっても同じ?

首相は変わりましたが、特に目新しい政策は何もなかったです。アメリカでもトランプ大統領からバイデン大統領に交代しても、CO2排出規制以外は大きな方針転換はなかったです。結局、政治のトップが自らできる自由度って小さいのかもしれませんね。

岸田さんが提唱する「新しい資本主義」って、本当に新しい経済システムではありません。そもそもそんなものが提唱されたら、ノーベル経済学賞ものですよ!東大文1を3浪もして、ケツ割った人がそんな新しい経済理論を提唱できたら、それこそビックリです。

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