PER price earnings ratio 株価収益率

PERは、price earnings ratioの略語で、株価収益率と訳されます。日本の業界では、PERといわれますが、本場アメリカでは、P/Eと書いていることが多いです。PERは、株価を一株当たりの当期純利益で割った値です。PERの意味するところは、企業の利益が全て配当に回された場合に何年で元本を回収できるかという指標になります。ようするに、PERが小さければ、速く元本を回収できるわけですから割安、PERが大きければ、割高と言うことになります。

PERはあまり当てにならない

ですから、PERが低い株を買えば割安なので今後株価が上がりお買い得と言うことになり、PERが高い株を買うと値崩れして危ないということになりますが、実際の所、全く当てになりません。S&P500の過去のPERの平均値は、17倍程度です。現在のPERは、22倍ぐらいになっており、割高なので危ないはずです。ちなみに全世界のPERの平均は、17倍です。日本株は13倍程度で割安と言うことになります。もっと極端なことをいうと、ロシアのPERは7倍弱なので、すごいお買い得なはずです。しかし、ロシア株はつねに割安放置なので上がるのかどうなのかもわかりません。ロシアはデフォルトするような国なのでかなりギャンブルな投資だと思います。日本株もアベノミクスで上がっていますが、もうそろそろ息切れしそうなのに、お買い得だといえるのでしょうか?

個別銘柄のPERも当てにならない

アップルのPERが数年前までは、12倍ぐらいだったときがあります。ハイテク株はPERが高めなので、アップルは割安のはずでした。しかし、専門家ですら、アップルはハードメーカーで製造業だから、PERが低いのは当たり前と言われていました。多くのネットでの情報では、iPhoneがコモディティ化してネタ切れだと言われて、アップルはもうだめ、という情報ばかりでした。でも、バフェットが大量に株式を取得したと言われるやいなや株価がどんどん上昇し、PERも現在21倍まで上昇しています。グーグルの親会社アルファベットアマゾンのPERもそれぞれ40倍と400倍とかなりの高値です。危ない危ないといわれていたのに、バフェットがもっと早いうちに買っておけばよかったと発言したら、アルファベットやアマゾンのPERが高いのは意味が違うとか専門家が言い出すし、みんな後理屈で正当化しようとしてばかりです。高配当で長期保有に向いているといわれる石油メジャーの銘柄も、たとえば、エクソンモービルは、現在26倍、シェブロンも33倍です。PERで評価すると割高になります。これは原油の価格が数年前に下落したせいで、石油メジャーの株価が下落し、PERが数字上、高くなったためです。石油会社銘柄のPERは当てにならない、とかネットでは言い訳の解説がみられます。

結論、PERは役に立たない。

そもそもPERで上がる株が見つけられるんだったら、PERの安い株を買えば良いだけなので、みんなすぐに儲かります。みなさんPERを銘柄選びの参考にしているでしょ?私には、PERは銘柄選びの根拠になるとは思えません。

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