私は大阪都構想に素直に賛成できない

こんばんは、チャイです。ちょっと前の話になりますが、住民投票で、大阪市の大阪都構想が僅差で否決されました。最初の住民投票があった5年前とほぼ同じような僅差です。

2重行政

大阪市には大阪府の管轄する住民サービスと大阪市が管轄するサービスが混在しており、連携がうまく行っておらず、2重行政が弊害になっているというのが当初の問題点でした。これが解消されるというのが大阪市を解体して、東京23区のような特別区にするというものです。

どこの市町村でもあるはず

しかし、2重行政というのは、どこの市町村でもあるのではないでしょうか?市立の施設と県立の施設などあるのは珍しいことではありませんし、政令指定都市であれば、区立の施設もあります。そう考えると、どこの自治体も抱えている問題で大阪市だけの問題ではないような気もします。

2重行政はすでに解消されている?

大阪維新の会のおかげもあってだと思いますが、大阪市と大阪府の行政での連携不足は随分と解消されています。それは市長と知事がどちらも維新の会の政治家であるということもあります。だから、余計に2重行政の弊害があるのかどうなのか、住民もわからなくなったのではないかと思います。

大阪人の優越感をくすぐる

ただ、大阪市が大阪都になったら、イメージ的にすごく格が上がったような気がして、将来、大阪が発展しそうな期待が持てるのは、私だけでしょうか?

大阪府と京都府だけ、府って呼ばれていて、県でないところも、正直、優越感を感じます。

このあたりが、割と裕福で教育水準の高い住民が多い北部の地域では変化を求める期待感から賛成票が多くなったのに対して、経済的に劣る南部の地域では変化することで住民への援助が打ち切られることを恐れて反対票が多くなったという南北の温度差が出た結果にもつながったのかなと思います。

国家分裂の恐れ

確かに将来的には、大阪都構想は大阪のステータスを向上させる効果はある様に思うので、私は賛成なのですが、一方で日本の将来に悪い前例を作ってしまうのではないかと思い、素直に賛成できないところがあります。

それは、地方自治体である大阪市が特別行政区になって、特別扱いになってしまうと、それ以外の地方にも波及して、地方の自治権が強くなって、今後、道州制が進んでいく可能性が出てきます。

そうなると、どこそこでは特別な法律、特別な選挙制度みたいな独自の規則ができてきて、地方の自治が進んでいきます。

すると、次に、沖縄県や北海道などに外国政府が支援する政治団体ができて、どんどん独立色が強くなり、国家が分裂していくのではないかということを危惧しているのです。

関西独立運動は夢物語だが

関西地方ですら、東京を敵視して、独立したらいいんじゃないかとか考えている人もひょっとするといるかもしれません。さすがに現実的には無理だと思いますが、沖縄県や北海道ではそういうことも起こり得るような気もします。

だから、私は大阪都構想は大阪の将来を考えると賛成ですが、日本の将来を考えると素直には賛成できません。

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