パパ・ブッシュ元大統領逝去 12月5日のアメリカ市場は休場

第41代アメリカ大統領であるジョージ・H・W・ブッシュ氏11月30日逝去されました。享年94才でした。第43代大統領である長男のジョージ・W・ブッシュ氏と区別するために、パパ・ブッシュと呼ばれています。共和党候補から大統領に就任しましたが、1期しか大統領を務めませんでした。次の大統領は、民主党からのビル・クリントン氏でした。

パパ・ブッシュの逝去のため、12月5日(水)のアメリカ株式市場は臨時休場となります。

戦争に明け暮れた大統領

アメリカの歴代大統領は、ほとんど戦争ばかりしているのですが、パパ・ブッシュ氏も戦争屋さんでした。大統領の任期は、1989年から1993年でしたが、いきなり、パナマノリエガ将軍と対立し、パナマ侵攻の軍事行動がありました。

最も大がかりだったのが、湾岸戦争です。サダムフセイン大統領率いるイラク軍が、クウェートに侵攻して、国外に避難できなかった外国人を軍事施設に監禁し人間の盾にしたりして、当時、私は学生だったので、日本のメディアの報道を信じて、イラクって、ヒドイ国だなって思いました。

余談ですが、ちょうど、イラクがクウェートに侵攻したときに、私はヨーロッパに旅行に行っていました。伊丹空港(当時は関西空港がなかった)から帰国して、地下鉄御堂筋線に乗っていたら、サラリーマンの読んでいる新聞に、米軍とイラク軍が対峙している記事が出ていて、戦争になっている(なりかけている)ことを初めて知って、びっくりしたという想い出があります。当時は、インターネットもなかったし、海外の安ホテルのテレビの映りも悪かったので、完全な情弱状態で、ヨーロッパを旅行していました。

米国による情報操作

当時、ペルシャ湾にイラクが重油を垂れ流して、海に火をつけて米軍の侵入を防ごうとしたために、海鳥が油まみれになって死にかけているという報道がありました。実は、アメリカ軍の自作自演でした。

また、クウェートから逃げてきた少女がアメリカ議会の公聴会で、クウェートの病院で保育器から赤ちゃんが放り出されて殺されていると証言しました。実は、クウェートに住んだことのない少女が芝居をさせられて証言していたのです。

日本はバブル期

米軍中心の多国籍軍は、イラク軍を撃退し、クウェートを開放しました。日本はバブルのピーク期でしたが、平和ボケしており、さんざんアメリカから戦費をむしり取られたうえに、湾岸戦争で日本はなにも貢献していないと国際世論からバッシングされました。

仕上げは、息子のブッシュ大統領に

しかし、パパ・ブッシュ氏は、サダムフセイン大統領の政権を打倒することはできませんでした。

その後、クリントン大統領の8年間を挟んで、長男のジョージ・W・ブッシュ氏が大統領となり、今度は、2001年9月11日にアメリカ同時多発テロ事件があり、タリバンやらアルカーイダやら出てきて、極めつけは、イラクが大量破壊兵器を隠し持っていると主張し、イラクを攻撃しました。フセイン大統領は、大量破壊兵器なんか持っていないと主張していたのに、最後は追い詰められて逮捕されて、処刑されてしまいました。結局、フセイン大統領の言っていたことのほうが正しくて、大量破壊兵器はイラクにはありませんでした。なんかもう無茶苦茶です。

あえて例えるなら、「日本政府が核兵器隠し持っている」って、めちゃくちゃな言いがかりをつけられて、軍事攻撃されて、首相もみんな根こそぎ逮捕されて処刑されるようなものです。

アメリカは国益のためならなんでもしてくれる

こんなめちゃくちゃな国家ぐるみの戦争犯罪でもなんでも国益のためならしてくれるのが、アメリカ政府です。日本政府なんかアメリカ政府に比べたら、戦前も戦後も「お花畑」です。

だから、米国株は右肩上がりなのです。アメリカの優良企業株を売ったら負けです。長期ホールドです。

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