ウォーレンバフェット氏の言葉 バックミラーばかり見てはいけない

ウォーレンバフェット氏の言葉で、「ビジネスの世界では、フロントガラスよりバックミラーのほうがよくみえるものだ。」という比喩めいた名言があります。これとよく似た発言で、「過去の業績がどんなにすばらしいものであっても、変化に何ら対応しないでいれば、待ち受けるのは破綻なのです。」という言葉もあります。こっちのほうがわかりやすいですね。

ウォーレン・バフェット成功の名語録

桑原晃弥氏が執筆した「ウォーレン・バフェット成功の名語録」がPHPビジネス新書から出版されています。

Kindle本もありますので、長期投資家のみなさんやこれから長期投資家になろうかならないかと迷っているかたは、是非読んでみてください。

USエアウェイズの株で失敗

1989年にバフェット氏はUSエアという米航空会社の株を購入しました。USエアは長年にわたって高収益を上げてきたという理由からです。

その後、国の規制によって収益が守られているだけで、規制が緩和され競争が激化すると収益が低迷し、最終的にはアメリカン航空に吸収されてしまいました。

要するに過去の実績にとらわれていてはいけないということです。

でも未来のことなんか判らない

過去に低迷していた銘柄として、バフェット氏はIBMを取得しました。しかし、IBMは昨今の技術革新についていけず、株価は低迷したままです。結局、バフェット氏もIBM株を売却してしまいました。

バークシャー・ハサウェイは、有能な多数の社員が徹底的に調べ尽くして、低迷しているIBMが将来的に復活すると見込んで、株式を保有したはずです。でも外れるときは外れてしまいます。

面接で履歴書の悪いひと採用しますか?

確かにバックミラーばかりみていてはいけないのかもしれませんが、過去は確実で未来は不確実です。

入学試験や入社試験で、筆記試験の悪い学生や履歴書がボロボロの学生を採用するでしょうか?過去の実績や今現在の成績を未来の判断材料にしても未来に成功するかは確実ではないのはわかりますが、過去も現在もボロボロの学生がいくら良いことを面接で言ったとしても、さすがに当てにはならないです。すごく選球眼のある面接官なら、その中でも素晴らしい原石を見つけ出すことができるのだと思いますが、私のような素人投資家ではそんなことできるわけがありません。面接で未来を語るプレゼンだけで採用していたら、詐欺師や見かけ倒れの人材ばかり採用して会社が潰れます。

もう一回言います。

バークシャーでも未来のことはわからず失敗するのです。

過去の実績が大事

素人投資家が出来るレベルでは、過去の実績でスクリーニングをかけて、今後もそのビジネスが成長し続ける見込みのある企業に投資するのがベターです。