ナスダックが過去最高値を更新!QQQだけの集中投資はお勧めしない

景気循環を判定する全米経済研究所(NBER)は、アメリカ経済は今年2月からリセッション(景気後退)入りしたことを正式に宣言しました。しかし、ナスダック指数は底を打って、上昇をつづけ、2020年6月8日の時点で、気がついたら過去最高値を終値ベースで更新してしまいました。これは、ナスダック指数には、コロナウィルスによるソーシャルディスタンスがむしろ追い風になるハイテク企業が多く含まれていて、指数を牽引しているからです。

ナスダック指数には前科がある

こんな調子の良いナスダック指数ですが、悲しい過去があります。

2000年のITバブルでは、5,048までイナゴタワーのように上昇し、その後のバブル崩壊があり、それから、リーマンショックを経て、2000年の最高値を更新するまでに15年間の歳月がかかっています。

ITバブルの直前に、これからはハイテクの時代だと確信して、ハイテク銘柄を買い増ししていると、実に15年かからないとリターンが得られないという悲惨な結果になってしまいます。15年も棒に振ったら、長期投資では再起不能です。

QQQに集中投資したくなる

最近のナスダック指数の上昇をみていると、QQQを長期保有しているだけで、すごいリターンと分散投資もできていて鉄壁じゃないかと思えてきます。実際、年明けからQQQに1兆2千億円も資金が流入しています。

QQQは、ナスダックに上場する企業のうち、非金融銘柄で時価総額上位100銘柄のETFです。正式名は、インベスコQQQトラスト・シリーズ1と言います。

確かにチャートを見るとすごい上がっています。

QQQだけでは分散投資にならない

ITバブルの当時と比べると、ハイテク企業のビジネスは、地に足がついているようにも思えます。だから、今の上昇は本物で、これからもどんどん上昇していくようにも思えます。

しかしそれでも、QQQに全力集中するのは、やはりリスク分散になっていないと思いました。15年間も棒に振ったらどうしますか?もう、アウトですよ。

S&P500のETFの方が、短期間で復元する力が長期的に証明されています。

だから、QQQをポートフォリオに入れるのなら、それと同額以上の資産をハイテク銘柄の組み入れが少ないETFに振り分けておくことをお勧めします。

気がついたらIT企業ばかりに集中投資

私の保有銘柄も気がついたら、実に70%がIT企業の銘柄で占められています。そのうち、ナスダックではなくてNYSEに上場されている銘柄は、10%保有のビザ(V)だけです。そろそろ真面目にIT企業以外の銘柄にも投資していかなければ、QQQに集中投資しているのとあまり変わらないことになってしまいます。

米国株ブログランキングの最新版はこちら!

投資の参考になりますよ!

にほんブログ村 株ブログ 米国株
にほんブログ村