こんばんは、チャイです。マイクロソフト(MSFT)の第2四半期決算が、2022年1月25日の取引終了後に発表されました。
売上高、EPS良好
売上高は、予想509億ドル、結果517億ドルで市場予想を上回りました。EPSは予想2.31ドル、結果2.48ドルでこれも予想を上回っています。
収益に関して、生産性・ビジネスプロセス部門は19%増、クラウドビジネスが26%増、パーソナルコンピューティング部門が15%増でした。特にクラウドのAzureに関しては、前年同期比+46%増です。
ガイダンスも逆転勝利
Azureの収益は、驚異的な成長のように思えるのですが、市場予想の最も楽観的な予想+48%に届かなかったということで、成長の鈍化が懸念され、時間外取引で、最大-6%も売られました。
それが、ガイダンスで、クラウド部門の第3四半期の収益が、予想181.5億ドルに対して、187.5~190億ドルになると発表があり、今後も成長が期待されると評価されて、1月26日のプレマーケットでは、+3%以上も上昇しています。市場関係者って、ゲンキンなもんですね。
ゲーム部門も期待
1月18日には、ゲーム会社のアクティビジョン・ブリザード社の買収が発表されました。687億ドルという多額の買収です。これで、MSFTは、テンセント、ソニーに次いで、世界3位の売上規模のゲーム企業になります。さらにマイクロソフトのゲーム部門が大幅に拡大することでしょうし、鈍化傾向のゲーム部門の押し上げにつながると思います。
今夜は枕を高くして眠れそう。