こんばんは、チャイです。女性蔑視発言をしたとして、マスメディアから集団リンチを喰らっていた森喜朗元首相が、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長職を辞任しました。
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神の国発言
昨今、「女性が・・・」というキーワードは政治家には失言と取られるのでタブーです。森さんは、すでに国会議員を引退しているので、政治家ではないのかもしれませんが、以前に首相の時に、「日本の国、まさに天皇を中心としている神の国である・・・」というスピーチを神道政治連盟国会議員懇親会でしたということで、マスメディアが大騒ぎして、首相から引きずり下ろされたという過去があります。
今思えば、なんら間違っていないような気も私はするのですが、しかも神道政治連盟の懇親会の場だったら、その場に相応しいスピーチのようにも思えます。今の時代でも、やっぱり引きずり下ろされるのかな?
私なら、首相の仕事、3日もしないうちに失言で引きずり下ろされそうです。引きずり下ろされるついでに、マスメディアの1つか2つ道連れにしていきます(笑)
83歳のおじいちゃん
そもそも、すでに83歳のおじいちゃんがスピーチしたら、今の時代とちょっとズレたこと言ってしまうのは仕方ないです。
あなたの周りの80代のおじいちゃんにスピーチさせてみてください。失言なしで何年も職務を全うできるなんて無理でしょう。
頼まれたら断れない
そんな人をなんで会長に担ぎ上げているねん?と私は言いたいです。
その理由は、オリンピックでは、さまざまな企業や団体と協力を得て開催に向けて準備を進めていかなければなりません。
元首相で、83歳のおじいちゃんで、ラグビーをやっていた元スポーツマンの人脈のある人が、関係各所に回ってきて「協力お願いします」って言ったら、みなさん断ることできますか?
私にはできないです。森さんが病気を患いながら老体に鞭打って頼み込んできているのに、とても断れないです。何かほかに私が手伝えることがないでしょうか?とこちらから尋ねてしまいそうです。
無報酬
森喜朗さんの務めている会長職を、無報酬でされています。一応、組織委員会の役職には報酬が出ることになっていて、20段階に分かれているそうです。一番上位の等級ですと、年間2,400万円出るそうですが、理論値であり、実際のところ、会長の森さんが無報酬だったら、ほとんどの人は、わずかな報酬しかもらっていないか、無報酬で役員をされているのではないかと思います。
辞めても何も痛くない
マスメディアは、おもしろがって、森さんを引きずり下ろして視聴率を稼いだり、首相時代の時の引きずり下ろし成功体験の再現で達成感を得ているのかもしれないです。
しかし、森さんにとっては、辞めたところで、痛いことも痒いこともありません。すでに首相経験者だし、83歳だし、今から、オリンピックの会長やってもやらなくてもキャリア形成には何にも影響ないです。途中で辞めて、ちょっと格好悪いぐらいだけです。
町内会の会長さん
日本社会のリーダーはわりに合わないです。オリンピックの会長なんか、町内会の会長や、学校のPTAの会長さんみたいなものです。
みなさん町内会の会長やりたいですか?代わりにやってくれる人がいたらラッキー!とか思っていませんか?
逆に、喜んで引き受けてくれる人がいたら、少しぐらい無茶なこと言ったりしたりしても、みなさん感謝しましょうよ!町内会の会長なんか、打ち上げの時に、ビールをタダ飲みできるぐらいの役得だけです。めんどくさいだけの仕事です。
政治家はわりに合わない
内閣総理大臣の給料、4,000万円です。私からみたら、たった4,000万円なの?と言いたい。うまくいってもいかなくてもボロカス言われるし、自由に出歩けないし、わりに合わないです。
年収4,000万円の人ぐらい、みなさんご近所さんにも探せばいるはず・・・。そんなにレアではないです。日本国のリーダーなのに、4,000万円って、ずいぶんしょぼいと思います。
政治家になる人は、エライです。お金だけではとても勤まらない仕事です。
森さんお疲れ様
最後に、森喜朗さん、お疲れ様でした。