アルトリア(MO)とフィリップ・モリス(PM)が合併協議 株価急落!

タバコ株は、おなじみのシーゲル銘柄の株です。配当金が毎年増配され、長期的に配当金を再投資することで、最も大きなリターンが得られることが過去のデータで証明されています。

MOとPMが合併協議

そのタバコ会社のアルトリア(MO)フィリップ・モリス(PM)とが合併を協議しているとの報道が8月27日に流れました。もともとこの2つのタバコ会社は、1つの会社でしたが、配当金の増配や自社株買いをさらに推し進めるための投資家からの圧力で、海外部門をスピンオフ(分離)して、別会社フィリップ・モリス(PM)としました。

株価下がりっぱなし

チャートを見てみると、フィリップ・モリス(PM)もアルトリア(MO)も最近、全然いいところがありません。

PMは、2017年6月に121ドルの最高値をつけた後、現在71.70ドルまで下げています。もう4割ぐらい下げているわけです。特に昨日の合併の報道が出て、-7.76%も下げて引けました。

同様に、MOも2017年6月が最高値で、77ドルでした、現在、45.25ドルです。こちらも4割ぐらい下がってしまっています。昨日も-3.97%下げました。

ただ、高配当なのは魅力的で、PMの配当利回りは5.5%、MOは7%を超えています。

タバコ規制で投資家は悲観的

これだけ株価が下落し続けているのは、要するに、投資家が株を売っているということです。なんで売っているかと言われれば、タバコに対する規制が厳しく長期的に保有してもリターンが低いと考えているからです。

かつても同じようにタバコによる健康被害で訴訟があったり、分煙が進んで、PMやMOの株価が低迷しました。しかし、意外にもタバコには根強い愛煙家と利益率の高さから、連続増配と株価上昇につながったわけです。だからタバコ株はシーゲル銘柄ということになります。

私もPMを保有していた

実は、私もかつて、PMを保有していたことがあります。PMの本拠地はスイスにあるため、スイスの税率で配当金が課税されます。日本の20%は仕方ありませんが、スイスの税率は、ほぼゼロなので、配当金をすぐ再投資する戦略で有利です。当時、大きくPMの株価が下がり80ドルぐらいになった時に購入しました。シーゲル流投資で株価が100ドルに回復した時に利益確定して、20%ぐらい儲けた記憶があります。配当金も5%ぐらいになっていたので、万が一、なかなか株価が回復しなくても配当金がもらえるので株価が回復するまで辛抱強くホールドできると思いました。

もし今までPMをホールドしていたら、キャピタルゲインはマイナスだったでしょう。ただ、配当金が5%以上入ってくるので、損はしなかったと思います。

だから、高配当の株は過去長期間にわたって連続増配している銘柄であれば、リターンは得られると断言できます。しかし、S&P500指数よりもリターンが大きいかと言われると、昨今のハイテク銘柄の勢いとS&P500指数の代表銘柄がハイテク銘柄に占められていることを考えると、タバコ銘柄はアンダーパフォームしてしまうと思います。

減配のリスクが出てきた

それでもやはり、PMやMOは、これまでは連続増配銘柄だったので、安心な銘柄であったと言えます。今回懸念されることは、合併して再び1つなるということです。そもそも、投資家からの連続増配と自社株買いのプレッシャーで、分離したはずなので、それがくっつくとなると、連続増配できなくなるということを意味しています。

連続増配記録が途切れる、もしくは減配すると、ゼネラルエレクトリック(GE)みたいに株価暴落につながってしまいます。

タバコ好きなら買い増しを

GEみたいなリスクを背負って、タバコ銘柄をあえて買い増しする気になれません。私が愛煙家で、マルボロを愛していれば、本当の意味で「投資」の気持ちで、買い増しできますが、タバコも吸わないのに、MOやPMと心中するのは嫌です。

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