トランプ大統領がメキシコ国境に壁を建設するために非常事態宣言

2月15日(金)のアメリカ株式市場も、3指数ともに上昇して引けました。ダウ指数とナスダック総合指数は、8週連続で上昇しており、S&P500指数も4週連続で上昇しています。

ちなみに、月曜日は、ワシントンの誕生日で、国民の祝日のため、株式市場は3連休です。

メキシコ国境に壁を建設のために非常事態宣言

トランプ大統領は、議会の承認を得ずに、メキシコ国境での壁建設予算を確保するために、国家非常事態宣言を行使しました。

日本の各新聞の1面の見出しもこのニュースを取り上げています。

アメリカ株式市場は、この動きを政治的リスクと捉えて下がるのかと思いきや、ほとんど動ぜずに株価は上昇して引けました。9,000億円の壁建設費用が捻出されたので、景気が改善すると捉えられたのかもしれません。米中貿易交渉の行方も楽観視されています。

政治的リスクは買い場

こういう政治的リスクというのは、アメリカの株式市場にとっては、一時的に株価が下がるときもありますが、いつもすぐに回復してしまいます。ブレグジット、ギリシャの経済破綻に対するギリシャ政府の対応、トランプ大統領の当選直後など、最近でもいくつもありましたが、一時的に値を下げてもすぐに反発しています。

おそらく、ダウ指数やS&P500、ナスダックを含めて、これらの指数を構成しているアメリカの大企業は巨大な多国籍企業で、世界中にビジネスの根っこを張り巡らしており、1政治家や1国家がちょっとおかしなことをしても、その程度ではとても押さえ込めないぐらい成長力を持っているためだと思います。

去年暮れの消費の冷え込みは気にしなくていい

2月14日に発表された昨年12月のアメリカ小売売上高は、市場の予想を下回る結果となり、景気の冷え込みが懸念され、一時的に下げました。これは、去年10月から3ヶ月連続で株価が下落していたので、当然、消費者も買い控えてしまう心理が生じたためで、あまり気にしなくてよいと思います。株が下がったときは、ウォーレンバフェット氏も朝食に使うお金を節約しようかな、と思うくらいです。そういえば、私も去年暮れから、食費ケチっていたなあ。