この3連休、全国各地に出張に行っていて、死ぬかと思うぐらい忙しかったです。オフィスに戻ってきたら、山のような郵便物!週末前に仕事を終わらせて、郵送したんでしょうね。こっちは大変です。ところで、マリオット・インターナショナル(MAR)とマリオットバケーションズワールドワイド(VAC)の第3四半期決算発表が2019年11月4日(月)の取引終了後にありました。
MARは利益が予想を下回った
まず、世界最大のホテルチェーンのマリオット・インターナショナル(MAR)です。
EPSは、予想1.49ドルに対して、結果1.47ドルで市場予想を下回りました。売上高は、予想51億5千ドルに対して、結果52億8千ドルで予想を上回りました。
今年は、すでに18.3億ドルの自社株買いをおこないました。また、この第3四半期に5億ドルの自社株買いをおこなっています。
2019年のEPSは、5.87から5.90ドルを見込んでいますが、昨年と比べて、5%ほど減少しています。ちょっと心配ですね。
VACも利益が予想を下回った
お次は、リゾート部門を管理しているマリオット・バケーションズ・ワールドワイド(VAC)です。EPSは、予想2.04ドルに対して、結果.1.97ドルでした。予想を下回りました。売上高は、予想11.3億ドルに対して、結果11.4億ドルで市場予想を上回っています。
やはり中国の景気に左右されやすい
この2つの銘柄の値動きを見ていると、米中貿易戦争が激化すると、大きく株価を下げてしまうみたいです。当然のことながら、景気がよくなると観光客の数も増えますから、中華圏の景気が悪いと収益も下がってしまうのでしょう。大阪でもマリオット系列のホテルがいくつも新たにオープンしています。平日の宿泊客は東京と同様に、白人か中国人がほとんどで、日本人は滅多に見かけません。日本人は、アパホテルかスーパーホテルに宿泊しているのでしょうか?
昨日のアフターマーケットでは株価は下げていました。今夜の株価の動きを見守りたいと思います。