こんばんは、チャイです。円安に振れてもまた円高に戻ると言いました。しかし、すでに、黒田ラインと呼ばれる1ドル125円を突破し、1ドル129円台に到達しました。最近、ちょっと円高に戻り、2022年4月26日現在1ドル127.1円です。

それでも円高に戻る
この先、どうなるんでしょうか?ここ20年ぐらいでこんな円安になったことは、小泉政権の時や安倍政権の時もありました。しかし、結局1ドル100円ぐらいの円高水準に戻っています。
最終的には1ドル150−200円?
私の勝手な予想では、今回もやっぱり円高に戻ると思っています。ただ、長期的には、1ドル150-200円ぐらいの円安になっていくのかと。
なんでかというと、やっぱり通貨の価値はその国の経済に裏打ちされていますから、最終的には、米国と日本の経済力の差が開いていくので、円安に傾くのかと思います。
今回の円安は、その序章なのかもしれません。
この先、円高に戻っても、絶対に1ドル50円とかにはならないはず!
今は米国が利上げに動き、日本は低金利金融緩和なので、ドル高円安になってしまいます。いずれ、米国の利上げのペースが収まってきたら、円高に傾いていくでしょう。
しかし、日本はずっと低金利金融緩和を続けていくわけですから、過度な円高にはなりそうにありません。
金融緩和やめられない
日本が金融緩和をやめる日は来るのでしょうか?
それは、日本の景気が良くなった時です。そして賃金が上昇して良いインフレが起こり始めた時です。今の米国みたいな状態ですね。
そんな日が来るのでしょうか?
今の少子高齢化が解消し、新しい企業がどんどん成長していくような時代が日本に再び訪れるようなことは、この先100年ぐらい来ないでしょう。
となると、我々の寿命が続くうちは、不景気、デフレ脱却のための低金利金融緩和が続きます。
だから、長期的には、円安です。
でも、1ドル1,000円とかにはならないと思います。
日本の未来は、ヨーロッパ諸国のような成熟した社会です。
なんだかんだ言っても、日本人は勤勉で優秀ですし、ヨーロッパの各国にどんどん経済で抜かれることはないと思います。
ただ、アフリカ諸国やアジア諸国がどんどん差を縮めては来るでしょう。
だから、長期的には、1ドル150−200円ぐらいの円安かと。
そんなに日本貧しかったか?
考えてみてください。1ドル150-200円ぐらいの時代って、昭和60年前後ですよ。そんなに日本貧しかったですか?国民総生産で西ドイツにはすでに勝っていましたし、誰も食うことに困るような社会ではなかったです。
もしかしたら、円安になったら、海外に移転した日本企業の工場が日本に戻ってくるかもしれません。高賃金になってしまったアジア人を雇用するぐらいなら、そこそこの賃金で日本人を雇えるから。
外車なんか買わずに国産車に乗って、外国の高級腕時計なんかつけずに国産腕時計をつけていればいいです。
やっぱり米国株投資
ドル建てで米国株投資をしておくことに越したことないです。日本人はこれまで海外で豪遊していたけど、円安ドル高、米国株投資で、将来は割安な日本で豪遊できます。