黒田日銀総裁の発言から見るこれからのドル円相場

こんばんは、チャイです。日銀の黒田総裁が2022年5月26日の衆院予算委員会で、立憲民主党の江田憲司議員の質問へのいくつかの答弁で、円安と物価上昇について、興味深い発言がありました。

黒田総裁は2%物価上昇は続かない

江田氏からの円安と物価上昇は一時的なものなのかとの質問に対して、黒田総裁は、日銀が4月に公表した展望リポートの消費者物価指数見通しを引用して、2022年度が1.9%の物価上昇に対して、2023年度は1.1%なので、「不確実性があるが、2%が来年も再来年も続くとは思えない。」と述べました。消費者物価上昇は石油価格に左右されるので、先物相場では「石油価格は緩やかに下がる」見通しだと述べました。

円安は続きそう

日銀の黒田総裁は、毎年+2%のインフレ目標を掲げています。+2%のインフレが続くまで、金融緩和は続けられる見通しです。ということは、まだこの先数年間は、ドル円は円安が続きそうだということになります。

米国の利上げ

一方、米国のパウエルFRB議長は、インフレを退治できるまで、利上げが継続されると述べています。しかし、5月28日のブルームバーグの記事によると、今週発表の5月雇用統計では、平均時給の伸びが4月の5.5%から5.2%へ減速が予想されています。

あまりにも米国の時給が上がってしまったので、企業の利益を圧迫する恐れが出てきており、そろそろ企業も時給が上げられなくなってきているようです。

インフレが収まる?

時給が上がってインフレになってくると、FRBは利上げを行います。利上げを行うと、企業がお金を借りられなくなるので、設備投資をして事業拡大できなくなります。事業拡大をしなければ、労働者を雇う必要がないので、時給が上がらなくなります。するとインフレが収まってくるはずです。

利上げは打ち止め感

時給が頭打ちになってきているということは、そろそろインフレが収まってきているということだから、急ピッチな利上げは打ち止めが近づいてきているということです。

ということは、利上げのペースが鈍り、ドル安円高になるはずです。

6月は買い!

でも、日本は金融緩和を続けているわけだから、そこそこの円安ドル高は続くでしょう。流石に今みたいな1ドル130円とか、130円を突破して、1ドル150円とかにはならないはずです。

ちょっと巻き戻しが起こって、1ドル110〜120円ぐらいになるかもです。

とりあえず、5月までの円安は打ち止めということで、少しずつ円高方向へ進むはずです。6月は日本人にとって米国株を買い増ししやすいタイミングになりそう。

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