おはようございます。チャイです。2020年10月7日のロイター の報道によると、アメリカ下院反トラスト小委員会が、アメリカ大型IT企業4社GAFAが市場支配力乱用を詳述する厳しい調査報告書をまとめました。
GAFA包囲網
ロイターの報道では、民主党は、GAFAの優位性にブレーキをかけたいと考えており、バイデン候補が大統領選挙に勝利すれば、GAFAに対する新しい法案を成立させて規制強化することになると見込んでいます。
民主党は中国寄り
現在の下院は民主党が優位であり、大統領まで民主党のメンバーから選出されると、GAFA包囲網は強まりそうです。しかも、バイデン候補の親族は中国から援助を受けていいます。一方。これまでトランプ大統領をはじめ、共和党によって、中国のIT企業はボコボコにされていました。
だから今度は、アメリカ政府がアメリカのIT企業を叩く可能性は十分考えられます。
しかし、変な話ですよね。アメリカがアメリカ企業の足を引っ張るなんて・・・。実際のところ、そこまであからさまなことにはならないかもしれません。民主党の中にも、アメリカファーストの人はたくさんいるわけだし、日本の立憲民主党とは随分違います。
それに、GAFAはすでに超巨大な多国籍企業です。国家の中枢にも自社が優位になるようにロビー活動を仕掛けてくることは間違いありません。
GAFAはむしろ買い
大統領選挙の前後までは、GAFA株は、ウダウダした株価チャートを示すかもしれません。バイデン候補が決まった瞬間、GAFA株は急落するかもしれないです。
でも、そうなったときは、絶対買いだと思うんですよ。
トランプ大統領もGAFAを叩いていた
だって、トランプ大統領も、アマゾン(AMZN)を非難していました。それは、税金逃れを巧妙にしているだけでなく、米国大手新聞社のワシントン・ポストをアマゾンが保有しており、紙上でトランプ大統領批判を繰り返しているという不満からでした。にもかかわらず、AMZN株は今年に入って爆上げしていて最高値を更新し続けています。

アップル(AAPL)も中国でのマーケットや組み立て工場が失われるリスクがあったはずなのに、いつの間にやら、ティム・クックCEOは、トランプ大統領にすり寄って仲良くなってしまっています。

私は買い向かう
だから、たとえ大統領選挙後に政権が交代しても、一時的にGAFA株は下がるかもしれませんが、いずれ最高値を更新していきます。すでにGAFAは米国大統領よりも強力かつ持続的な実力を備えてしまっているのです。
だから、この1ヶ月間で大きく下がったらGAFAは買いだと思います。