GAFAMなどの大型ハイテク株が長期でもアウトパフォームする

2020年7月30日にアメリカ商務省が発表した4〜6月期のアメリカのGDPは、コロナの影響を受けて、前期比年率換算で-32.9%減少しました。世界中どこでも似たような感じで、EUは-40%、インドも-40%、ブラジルが-51%、日本も-26.3%減でした。

米国株式市場本当に調子良いの?

それが不思議なことに、アメリカ株式市場は、先週もプラス圏で引けています。先週金曜日取引終了後のS&P500ヒートマップを見ると、こんな感じです。

緑色が上がっている銘柄、赤色が下がっている銘柄です。これって、株価上がっているんでしょうか?アルファベット(GOOGL)を除く、大型ハイテク株だけが大きく上昇していて、その他の小さな銘柄の大半は下がっているようにも見えます。

景気が悪いけれども、大型ハイテク企業だけ絶好調なので、S&P500指数は差し引きプラスに見かけでは、そう見えているだけなのかもしれません。

今後はGAFAMも急落する?

今後の株式市場の展開としては、いずれ従業員の解雇や倒産が相次ぎ、購買力が落ちていくので、それに伴い、大型ハイテク株も下落していくということが予想されます。

実際、アルファベット(GOOGL)などは広告収入に依存しているので、今後の景気減速を織り込んで株価が下がっていると考えられます。また、ビザ(V)マスター(MA)も調子悪いです。購買力が落ちるということを織り込んでいる可能性が高いです。

新しいビジネスが成長

じゃあ、大型ハイテク株は今後急落するので売りですか?という疑問について、もっと深く考えてみたいと思います。いや、これら大型ハイテク企業自体、もしくはその関連ビジネスが成長していって、新たな雇用が生まれ、購買力が失われない可能性も十分考えられます。

例えば、アマゾン(AMZN)は、従業員をさらに募集しているので雇用を創出しています。アップル(AAPL)のiPhoneやiPadがたくさん売れれば、その部品下請けの従業員は潤うわけですし、iPhoneのカバーやアップルウォッチのベルト、アプリなんかを作っている会社が勢いづきます。インスタグラマーやユーチューバーも活気づいて新たなビジネスが生まれます。

そう考えると、長期的にもGAFAMに代表される大型ハイテク企業はS&P500指数を牽引しながら成長していくはずです。

今ダメな企業は今後もダメ

やばいのは、今の時期にひどくアンダーパフォームしているような銘柄です。これは、時代の変化についていけていない可能性が高いです。

コロナウィルスはしょせん風邪ウィルスなので、すぐに世の中は元に戻ると思っていましたが、風邪がうつるくらいでも許せない社会へ変化してしまったようです。たとえ万一コロナが収まっても、新たな風邪ウィルスでヒステリックな反応になるでしょう。

ダメ銘柄

百貨店。またもや昨日、米百貨店のロード・アンド・テイラーが倒産しました。もともとアメリカの百貨店は斜陽産業でしたが、今回のショックで崖から突き落とされてしまいました。

航空会社。日本のJALも4〜6月期決算で937億円の赤字で、2012年に再上場して以来、最悪の決算です。私の保有銘柄のデルタ航空(DAL)も去年まではバフェット銘柄だったのに、今やコテンパンに売られています。この先、回復することはあるとは思いますが、GAFAMをアウトパフォームするぐらいに成長するとはとても思えません。

海外旅行が好きな私でさえ、かれこれ1年以上、国際線に乗っていません。

その他、石油会社やタバコも以前から指摘されているように、世の中の変化に十分について行けてないと思います。高配当銘柄ですが、一部の銘柄は減配を発表しており外堀が埋められ始めています。そこそこ回復する事はあっても、大型ハイテク株をアウトパフォームするほど成長し続けると思えますか?シーゲル博士の「株式投資の未来」の「未来」はすでに過去のものになっています。

自己反省

私の保有銘柄でかなり絶望的なのは、デルタ航空(DAL)です。でも売ってしまおうとは思いません。もしかしたら上がるかもしれませんし、たとえ紙切れになったとしても勉強料だと思ってあきらめます。

ボーイング(BA)レイセオン・テクノロジーズ(RTX)もやられています。これらは民間の旅客機部門が落ち込んでいるだけで、まだ挽回の余地はあるのかなと考えています。

マリオット・インターナショナル(MAR)もコケている銘柄ですが、高級ホテルは団体客が泊まるわけではないし、さらに高級志向、リゾート志向で逆転する余地もあるので、次回の決算次第では買い増しを考えていきたいと思っています。

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