国民の借金が1,000兆円以上になっている。だから消費税を10%に引き上げなければならない、という話をよく耳にします。日本で生まれた赤ちゃんは、生まれたとたん800万円の借金を背負わされている。とも言われます。
ラファエルさんも発言している
最近、YouTubeを見ていたら、ユーチューバーのラファエルさんが、「国民の借金ではなく、これは政府の借金で、国民は債権者なんだ。」と言っていました。
この論理は、私も納得で、麻生太郎さんも以前に同じことを言っておられました。
そうなんですよ。国債を発行しているのは、政府であって、それを国民が買っているわけだから、国民はお金を政府に貸しているわけだから、日本で生まれた赤ちゃんは、いきなり800万円貯金があるようなものです。
日本は海外に資産が最も多い国で、対外純資産残高は、300兆円を超えているので、日本政府が国債をたくさん発行しても財政破綻することはない、ということも、ラファエルさんが言っていました。しかし、ラファエルさん自体が理解不足なのか、国債をこのままどんどん発行して最後にどうやって帳尻を合わせるのかの説明が不充分なままでした。
麻生太郎さんも以前テレビで、日本の国債は国内で売買されているので、家庭で、親が子供に借金しているようなものだ、だから、借金で首が回らなくなることはない、というような発言をされていました。
たしかにそうなのかもしれないけど、怖い借金取りに娘が売られることはないにしても、最後は、子供の借金を親が踏み倒して、子供が損をしてしまうことを私は心配しています。ようするに、政府が預金封鎖をして預金に税金を90%ぐらいつけて国民の財産を全部没収して国債を買い戻すとか、貨幣をどんどん発行して国債を買い戻して、その代わりハイパーインフレにしたりしてごまかすとかいう戦略です。そのせいで、とんでもない円安とインフレがおとずれて、国民生活がめちゃくちゃになるという結末です。
米国株投資ブロガーの東条雅彦さんというかたが、その点を懸念されて、いろいろと資産防衛をされています。
財務省も破綻するというパンフを作っている
財務省のホームページをみると、国民向けの資料にこんな不安を煽るパンフレットをダウンロードすることができます。


財務省の説明通り、結局、消費税の税率を引き上げて、歳出を減らして、バランスをあわせるしかないのでしょうか?
利息はどんどん膨れあがるし、こんなにたくさん発行してしまった国債をどうやって、後始末するつもりのかについて、調べてみたいとおもいます。(つづく)