Dead cat bounce デッドキャットバウンス

最近、米国株式市場は、次第に株価が回復してきています。1月18日(金)も米中関係貿易摩擦の緩和期待で3指数ともに上昇し、これで、4営業日連続で上昇しました。

米中貿易摩擦緩和期待

中国製品の関税を減らすもしくは撤廃することを協議しているとムニューシン財務長官が述べたことや、中国が、アメリカからの輸入を増やすことを提案したことが報道されて、株価が上がりやすくなってきています。

今週一週間で、ダウ平均が、+2.96%上昇、S&P500が、+2.87%上昇、ナスダックが、+2.66%上昇しました。

最近4週間の上昇率では、2011年10月以来の上昇率ということで、急激に株価が回復してきているのがわかります。

一方で、ネットフリックスは急落

先日、月額料金の値上げを発表し、急上昇したネットフリックス(NFLX)は、1月17日(木)引け後に発表した四半期決算で、売上高が予想に届かず、-3.98%の下落です。しかし、NFLXの年明けからの反発力は驚異的で、チャートを眺めてみると-3.98%の下落ぐらい微々たるものという印象です。

NFLXのチャートです。

Dead cat bounce

「高いところから落とせば、死んだ猫でも跳ね返り」という物理現象(?)から、大幅下落をしたあとに小幅な回復が一時的にみられることをデッド・キャット・バウンス(dead cat bounce)と呼びます。

今回のアメリカ株式市場の回復も、Dead cat bounceなのかと言われると、チャートを見る限り、ちょっと違うように思いました。

S&P500指数は、9月末に、2,900ポイントを上回っていましたが、その後、年末に2,400ポイントを下回り、20%以上の下落をきたし、弱気相場入りとみられました。1月18日(金)の終値は、2,670ポイントです。底値から1ヶ月も経たないうちに、すでに15%弱、急回復しています。

死んだ猫がそんなに跳ねるでしょうか?

今月末の決算報告に注目

来週、再来週にかけて、アメリカ株主要銘柄の決算報告が目白押しです。この決算報告の結果とその後の反応次第で、今回の反発が本物なのか、死んだ猫なのかはっきりすると思います。

アメリカは3連休

週明けの1月21日(月)は、キング牧師の生誕記念日で、アメリカ株式市場は休場です。土日を合わせて3連休になります。昨年10月から株価が急落しさんざん痛い目に遭ってきたので、週明け火曜日からもこの上昇相場が持続するのか気になるところではあります。正直なかなか強気になれませんが、そろそろ月末になります。今月も逃げずに買い増ししてきます。