おはようございます。チャイです。コロナショックで苦戦しているデルタ航空(DAL)の決算発表が2020年10月13日の取引開始前にありました。
売上高は予想を上回る
売上高は、予想30.6億ドルに対して、結果30.9億ドルでわずかに市場予想を上回りました。しかし、それでもEPSはマイナスです。要するに赤字です。予想が-3.10ドルに対して、結果-3.30ドルでさらに出血しています。
キャッシュ喪失が鈍化
少しは良いニュースもあったようで、キャッシュを1日あたり失う四半期の平均値は、2,400万ドルでしたが、9月に入ってからは1,800万ドルに落ち着いています。
また、米国内での航空機利用はずいぶん回復してきていますが、残念ながら、国際便が激減しています。
2年はかかるらしい
デルタ航空は、元どおりの売上高に回復するには、2年以上を要すると述べています。
この決算を受けて、10月13日のDAL株は、-2.7%下落しました。
来年もダメかも
海外旅行や海外出張は、事実上、全然行くことができなくなっています。私の海外へのスケジュールもすでに来年の春は絶望的です。夏でも怪しいぐらいです。もしかすると来年いっぱいまでアウトかもしれないです。
買い増しせず様子見ます
DAL株を売ってしまうつもりはありませんが、買い増すのはかなり投機的です。こんなに赤字作っている状態だと、配当も出ませんし、株価もなかなか上がりません。
せめて、EPSでプラスに転じるか、海外旅行が自由に行けるまで買い増しは待ったほうが良さそうです。