2020年3月9日(月)のアメリカ株式市場は、さらに大きく下げました。大反発→大反落→大反発→大反落→続落→大幅続落 でした。金曜日に、†の形のローソク足が出ていたので、そろそろ2番底で、次の取引日の月曜日に大きな陽線が出れば、明けの明星かと思っていましたが、現実には、底が抜けるほど大幅安になってしまいました(泣)。
サーキットブレーカー
なんと取引開始直後に下落率が7%を超えてしまったので、サーキットブレーカーが発動して、15分間の取引停止になりました。15分間、頭を冷せ!ということで、市場が混乱することを防ぐシステムですが、結局、S&P500指数は、-7.6%も下げて取引を終了しました。ダウ指数も、-2,000ドル以上の下落で、過去最大の下げとなりました。
原油も急落
まず新型コロナウィルスの感染拡大が世界中に広がっていることや、アメリカ本土でも感染が拡大してきていることが要因になっています。さらに、経済活動の減速や、OPECとロシアなどの非加盟国との交渉決裂でサウジアラビアが増産に転じたことで、原油先物相場が急落しました。久しぶりに、1バレル30ドルを下回る原油相場を見てしまいました。2015年のチャイナショック以来のことです。
レバノンもデフォルト
その他、レバノンがデフォルトしたというニュースもありましたが、扱いが小さく見えるほどです。
ちなみに円高も進んでいるので、円換算すると資産が減ってしまいます。
850万円消える!
では、この先、私は投資戦略をどうすべきでしょう?多分、皆さんも不安に駆られているのではないでしょうか?もう、株売っちゃおうかな?損切りしようかな?なんて思っていませんか?
私は、なんと昨日の1日だけで、850万円も株資産が減りました。これを聞いたら、皆さん、ちょっと気が楽になったんじゃないですか?
元気になったでしょう?
それでも私は、一株たりとも売っていません。株価が下がっても、株の枚数が減った訳ではないのです。
冷静になって見つめてみよう
もう一度、自分のポートフォリオを見つめ直しましょう。自分の愛着のある信頼している企業の銘柄で自分のポートフォリオは構築されていますか?
私の保有銘柄は、大きな声で、「イエス」と言えます。
たとえ万が一、倒産しても大きなダメージにならない程度に分散投資できていますし、冷静に考えてみると、こんな風邪ウィルスごときで、倒産するような体力の企業ではないです。
こういう時こそ、自分の銘柄を見つめなおす良い機会です。
本当に自信のあるポートフォリオですか?
イエスと言えるのなら、売ったら負けです!