2019年1月のアメリカ株式市場は、月間の上げ幅が3年ぶりの大幅上昇だったので、私の資産もずいぶん回復しました。
さて、2019年1月末の時点で、仮にS&P500 ETFを購入していた場合のリターンを計算して、私の投資成績と比較して、勝ち負けを判定したいと思います。
VOOのリターン
S&P500株価指数に連動するETFの中でVOOを選択しています。1月は250万円入金して、1月25日に買い増しをおこないました。同じタイミングでVOOを追加投資したと仮定します。ドル円為替、手数料を加味して、93株購入できました。追加投資額も大きく、円高だったので、株数を沢山買うことができたことになります。
合計の株数は、2,144株になります。
1月はVOOからの配当金はありませんでした。
1月31日のVOOの終値は、248.01ドルでした。12月末が、229.81ドルだったので、単純計算で+7.9%上昇したことになります。
さて、計算です。
1月末のドル円為替は、1ドル108.92円で、先月末よりもさらに円高で終わりました。仮にVOOをずうっと買い増しし続けた場合の総資産は、5,791万6,406円、1ヶ月間のリターンは、+6.5%でした。
チャイ銘柄のリターンは?
総資産は、6,011万6,248円でした。1月は250万円入金しました。1月に入金された配当金も含めて、再投資しています。前回12月末の資産合計は、5,280万6,232円でしたから、+8.7%のリターンです。
1月は、3ヶ月ぶりに、S&P500ETFに比べてアウトパフォームしました!

S&P500ETFとその差約200万円
昨年末に、S&P500に肉薄されましたが、再び引き離しました。
どうも、私のポートフォリオは、下げ相場に弱く、上げ相場に強いというボラティリティが大きい銘柄選びと言うことになります。
そんなの当たり前
考えてみると、それは当たり前の現象と言えます。
下げ相場で上がって、上げ相場で下がるようなポートフォリオは、かなり不自然ですし、アメリカ株式市場は長期的には右肩上がりなので、そんな逆の動きをするポートフォリオだったら、長期的には損をしてしまいます。
S&P500よりもボラティリティが小さなポートフォリオというのも不自然な話で、それって、S&Pの500銘柄よりも分散投資しているようなポートフォリオということになります。個別銘柄12銘柄をピックアップしているわけだから、500銘柄の分散投資よりはボラティリティ高めになるほうが自然です。
理想的には、上げ相場でS&P500よりも大きく上がって、下げ相場ではS&P500よりも小さく下がるのがよいのですが、そんなに都合良くはいきません。
私のポートフォリオでは、上げ相場ではS&P500よりも大きく上がって、下げ相場では大きく下がります。しかし、長期的には、アメリカ株式市場は右肩上がりなので、上がるほうのベクトルの方が強いわけです。したがって、上げ相場でS&P500ETFを大きく引き離す分だけ差し引きアウトパフォームするはずです。
たぶん・・・。