2019年3月のアメリカ株式市場は荒れ模様でしたが、月間のS&P500指数は上昇しています。3月は、ボーイング737 Max 8が墜落事故を起こしたことで、私の保有するボーイング株(BA)が大きく下がりました。
BAは、月間で、-13.3%も下落しています。BAは、私のポートフォリオの7%以上を占めていますから、全体のパフォーマンスが-0.9%以上足を引っ張られることになります。3月は、S&P500ETFに負けたかもしれないです。
それでは、2019年3月末の時点で、仮にS&P500 ETFを購入して長期保有していた場合のリターンと、私の投資成績を比較して、どっちが勝っているかを判定してみます。
VOOのリターン
毎月のリターン比較と同様に、S&P500株価指数に連動するETFの中でVOOを選択しています。3月も買い増しをおこないませんでした。したがって、3月にはVOOに追加投資することはなかったことにします。そのままホールドした場合の株価上昇を計算します。
合計の株数は、1月2月と同様2,144株のままということになります。
3月はVOOからの配当金がありました。1株あたり1.455ドルです。増配されています。当然ですが、S&P500は、アメリカ株の500銘柄の指数ですから、各企業が増配したり減配したりすると、その平均値で配当金が動きます。毎回、配当金額が変動しています。基本的には増配されていることが多いですが、減配されていることもあります。振り返ってみると去年の3月が減配されています。どういう要因だったのかはよくわかりません。
今回は、前回よりも12.9%も増配されています。
1年前は、配当金が1.084ドルでした。1年間で34%も増配されています。
もしかすると、S&P500ETFに投資して、その配当金を再投資するという戦略をとれば、長期投資で強力なリターンが得られるのではないか、と思いました。
配当金として入金された金額は、税引き後24万8,975円になります。強烈です!
3月29日のVOOの終値は、259.42ドルでした。2月末よりも上昇しています。
さて、計算です。
3月末のドル円為替は、1ドル110.85円で、先月末よりも円高です。
仮にVOOを買い増しホールドした場合の総資産は、6,190万3,355円です。
1ヶ月間のリターンは、+1.2%でした。
チャイ銘柄のリターンは?
総資産は、6,533万162円です。
前回2月末の資産合計は、6,478万3,888円でしたから、+0.8%のリターンでした。
3月は、S&P500ETFに比べてアンダーパフォームです。0.4%負けました。
VOOの配当金が振り込まれて、その入金額が強力だったのと、BAの大幅安が効いてしまいました。
S&P500ETFとその差約343万円

先月が、VOOとの差が360万円でしたから、17万円縮められました。このまま、じりじり縮められて、「最適解はS&P500ETFです、無謀な挑戦でした、すみませんでした。」ということになるのか、素人投資家チャイが好みで選んだ銘柄が逃げ切るのか、請うご期待です。