弾道ミサイル防衛(BMD:Ballistic Missile Defense)システムは、レイセオン(RTN)とロッキード・マーチン(LMT)とノースロップ・グラマン(NOC)にとってドル箱

本日は、紀元節(建国記念日)で国民の祝日でした。最近では、祝日に、「日の丸」を掲げている家をみかけなくなりました。一説によると、日本で最も沢山ある国旗は、日の丸ではなく、イタリア料理屋が掲げているイタリア国旗だそうです(泣)

一方、アメリカでは、そこら中の施設や家に、常にアメリカ国旗が掲げられています。戦後の日本は、アメリカに完全に骨抜きにされてしまったんでしょうねえ。

先日、トランプ大統領が、対中国からのミサイル攻撃に対抗するため、米国国防省に「宇宙軍」を創設するように命じました。

また、日本は、北朝鮮からのミサイル攻撃を迎撃するシステムが配備されており、今後もさらに強化される見通しです。我が国の北朝鮮からのミサイル攻撃を迎撃するシステムを扱っている米国防衛関連銘柄をまとめます。

弾道ミサイル防衛(BMD:Ballistic Missile Defense)システム

北朝鮮からの核ミサイル攻撃から日本本土を防衛するためのシステムをBallistic Missile Defense(BMD)と呼びます。

ミサイルの飛行段階は、ミサイルが敵基地から発射され加速している段階(ブースト段階)、大気圏外を飛行している段階(ミッドコース段階)、大気圏に再突入して着弾する段階(ターミナル段階)の3つに分けられます。

悲しいことに、憲法9条の関係で、敵本土のミサイル基地をミサイル発射前に攻撃できるかについては結論がでていません。自衛隊は、総理大臣の承認を得たのち、もしくは間に合わない場合は、防衛大臣が総理大臣から事前に承認を得ていれば、日本の領空もしくは公海の上空で、ミサイルの破壊措置をとることができます。

まず、弾道ミサイルの発射情報や発射直後の情報は、アメリカからの情報や航空自衛隊の警戒完成レーダーで探知します。このアメリカの軍事衛星「DSP衛星」は、ノースロップ・グラマン(NOC)が開発しています。

その後、ミッドコース段階に入ると、海上自衛隊のイージス艦もミサイル追尾を開始します。このイージス艦に搭載される新型レーダーシステム「SPY-6」レイセオン(RTN)が生産します。

海上自衛隊のイージス艦から迎撃ミサイルが発射され、敵ミサイルを破壊します。もし、撃ち漏らしてターミナル段階に突入した場合は、ペトリオットミサイルPAC-3が、敵ミサイルを破壊して、日本の都市への損害を防ぎます。

現在、海上自衛隊の6隻イージス艦のうち、BMD能力のない「あたご」「あしがら」を改修しており、「あたご」は改修が完了しました。2020年には、さらにBMD能力のあるイージス艦を増やし、8隻体制になる予定です。

イージス艦には、SM-3ブロックIAという迎撃ミサイルが搭載されていますが、近々、SM-3ブロックIIAが開発され配備される予定です。SM-3ブロックIIAの利点は、弾道ミサイルが「おとり」を発射して破壊を免れたり、通常の軌道よりも高い軌道を描く「ロフテッド軌道」を取ったりしても、迎撃することができるようになります。これらの迎撃ミサイルもレイセオン(RTN)が製造しています。

また、ペトリオットPAC-3PAC-3MSEというさらに迎撃高度が高いシステムの導入が進んでおり、さらにミサイル迎撃能力が向上します。ペトリオットミサイルは、レイセオン(RTN)ロッキード・マーチン(LMT)の共同開発です。

イージス艦は船なので、メンテナンスのためにドックに入ったり、港に寄港したりしていて、必ずしも常にフル稼働しているわけではありません。この隙間を埋めるイージスシステムが、陸上自衛隊のイージス・アショアです。秋田県と山口県に配置して日本全土をカバーすることが可能です。イージス・アショアのレーダー「SSR」は、ロッキード・マーチン(LMT)です。

その他、北朝鮮有事に備えて、大気圏外でも陸上からミサイルを破壊できるTHAADが韓国に配備しました。これを開発しているのも、ロッキード・マーチン(LMT)です。

まとめ

日本のミサイル迎撃システムにとって、レイセオン(RTN)ロッキード・マーチン(LMT)ノースロップ・グラマン(NOC)は不可欠な企業です。日本は、ロシア、中国の2つの軍事大国の近くに位置し、朝鮮半島にも不確定要素を抱えています、この軍事緊張感の持続が、米国防衛関連企業の成長を支えていると言えるのかもしれません。