ビットコイン バフェット氏の言葉

みなさんはビットコインを購入したことがありますか?実は、私はビットコインの口座まで開設しましたが、直前に購入することをやめました。

注目され始めたのは2017年初め頃

ビットコインが注目されて価格がグイグイ上昇してきたな、と実感したのは、2017年の1月ごろでした。当時は、仮想通貨が国際取引に使用されるようになるといわれ、その代表格がビットコインと言われた時期でした。

こういう通貨代わりに流通している商品としては、古くから、金(ゴールド)があります。ゴールドは希少な金属なので、発行量に制限があって、価値は担保されます。それと同様な仕組みがビットコインにもあり、どんどん発行されて需給関係のバランスがくずれないように、上限2,100万ビットコイン(BTC)以上は発行されないと決められています。

ビットコインが注目され始めたときは、どんどん価値が上がっていくという意見やチューリップバブルと同じようなものだとか、ネットでも意見が分かれていました。

チューリップバブル

チューリップバブルという言葉を聞いたのも、ちょうどこの時期でした。チューリップは16世紀にオスマン帝国からオランダへ輸入され、オランダの厳しい環境でもチューリップはきれいな花を咲かせることができるということで人気がでました。

その後、オランダでチューリップの球根が高値で取引されるようになり、17世紀の初頭には、チューリップ1個の球根で、12エーカーもある広大な土地と交換したという話もあったそうです。

日本の土地バブルに似ている

1980年代後半の日本の土地バブルに似ています。どんどん日本の土地の値段が上がって、気がついたら、東京23区の土地の値段で、アメリカ合衆国全土が購入できるというおかしなことがおこりました。

しかし、バブルの真っ只中では全く気がつかないのです。私も子どもの時にこのバブルを経験しましたが、土地の値段が下がるなんて、全く思ってもいませんでした。

ビットコインの口座開設

というわけで、私もビットフライヤーにビットコイン購入の口座を開設しました。2017年5月のことです。まだ、今のポートフォリオを構築する以前のことです。1,000万円ぐらいビットコインを購入しようかなと思っていました。

その矢先、なんと、ウォーレンバフェット氏が「ビットコインは投機でありギャンブルでしかない。」と述べました。また、バークシャーハサウェイの副会長であるチャーリーマンガー氏も「ビットコインは愚か」と痛烈に批判しました。同時期に、ビルゲイツ氏も「人々が投資できる他の何よりもクレイジーで投機的なもの」と語りました。

その後もビットコインは上昇

バフェット氏の言葉を聞いて、我に返り、ビットコインを購入する直前に、踏みとどまった私ですが、その後もビットコインの価格は上昇し、2017年末のピークまでに8倍ぐらいになりました。

2017年の後半にはテレビでもビットコイン取引所のCMが流れたりしていましたよね。

バフェット氏の発言後に、多くのビットコイン専門家から「彼はテクノロジーを全く何も理解していない」「ビットコインはゼロ・サム・ゲームだという彼の意見には同意できない」など多数の批判が浴びせられました。

急落したときに売り抜けは無理

今振り返ると、あのとき、バフェット氏の言葉に従って、ビットコインを購入しなくて正解だったと私は考えています。

他人にそのことを話すと、「急落したときに売っていたら、それまでずいぶん上がっていた訳だから、やっぱり儲かっていたと思うよ」と言われるのですが、実際のところ、これまでの株式投資での経験で、私のセンスでは、売り抜けは無理だったと思うんですよ。

そもそも、ビットコイン相場は上げ下げが激しく、本当に下落していくトレンドなのか、一時的な下げなのか見極めがつきません。そういう激しい上げ下げを繰り返しながら、1BTCが2万ドルまで上昇したのです。実際、バブルがはじけたときでも、一時的な下げだという意見がネットではたくさん見られました。

ビットコインの取引会社から広告収入を得ている犬のような投資アナリストや投資ブロガーは、「まだ上がるまだ上がる」と言って煽りまくるのです。

成長しているかどうかが大事

日本の土地バブル、チューリップバブル、ビットコインに共通していることは、それ自体が成長してないのに価値がとんでもなく上がっているということです。そういうときが、とてつもないバブルが形成されている場面だと思います。

日本の土地バブルに関しては、日本経済がどんどん成長して、日本の人口がどんどん増えていたら、持続可能だったのかもしれません。

アマゾン(AMZN)やアップル(AAPL)、アルファベット(GOOG)の株価も急激に上昇してバブルが吹き飛んでしまうことはありますが、下がって二度と上昇しないということはありえないです。なぜなら、市場予想を下回ったとしても、なんだかんだ言って、昨年と比べて売り上げも利益も増えているわけですから。