保有銘柄を売る前にすべき事

2019年7月3日のアメリカ株式市場は、半日だけの取引で、本日は独立記念日で休場になっています。休場で一旦利益確定の売りが出て、下がるのかと思いきや続伸しました。

めでたく、ダウ指数も過去最高値で引けました!

私の含み益もドル計算で過去最高を更新しました。米国株長期保有、最高です!

なぜ売ってしまう?

こんな風に、アメリカ株は、一旦株価が下がってもすぐに回復して過去最高値を更新します。にも関わらず長期保有を誓った株を売ってしまう人がいるのは何故なのでしょう?

一番多いケースは、米国株全体が調整局面で大幅に下げた時に、慌てて売ってしまうケースです。でもこれは、みんなが下がっているのだから、冷静に考えれば、長期的には右肩上がりだし、売らずに持っていれば損することはないはずです。これは米国株式投資に慣れていない初心者が、うねりを取りに行って失敗したら早めに損きりするのがセオリーの日本株投資のノリで、失敗するケースでしょう。

辛いのは、今回みたいに過去最高値を更新しているにも関わらず、自分の保有銘柄だけ下がっていて回復しないケースです。これも、銘柄選びで大型株を選んでおけば、指数と同じ値動きになるはずです。なぜなら、大型株が株価指数を代表する銘柄だからです。したがって大型株が上がれば指数も上がり、大型株が下がれば指数は下がります。

とはいうものの、ゼネラル・エレクトリック(GE)みたいにダウ銘柄だったのに、こてんぱんに下がって、減配までして、ダウ銘柄から転げ落ちるような例外もあります。

GEみたいになったら売ってしまいますよね。

IBMも厳しかった

そこまでひどくなくても、買った時はあんなに長期保有を誓った愛すべき優良株だったはずなのに、長期に株価が低迷したら売ってしまうことはあります。バフェット氏が保有していたIBM株はその代表例で、多くの株ブロガーが同じように保有してベタほめしていたはずなのに、売ってしまった人がたくさんいます。

DISとSBUXに学べ!

逆に売らないで長期保有して良かったねという例は、ディズニー(DIS)スターバックス(SBUX)です。

2015年の後半に、決算報告にケチがついて、そのあと、なかなか株価が回復しませんでした。それまでは順調に株価が上がっていて、投資アナリストらからも推奨されていた銘柄です。

しかし、その後、株価の低迷は3年間におよびました。

ところが、2019年に入ってからグングンと上昇し、今では過去最高値を更新しています。昨年までは、ほとんど話題にものぼらなかったので、割安放置されてしまっていたのかもしれません。

今振り返り過去5年間のチャートを見ると、やはりすごく右肩上がりに見えます。

売る前に過去5年のチャートをみてみよう

もし、2017年や2018年に過去1、2年のチャートを振り返ってみていたら、ちっとも上がっていないじゃないか!と思って売ってしまうと思います。

SP500ETFですら、1年や2年のスパンではマイナスになることがあります。ですから、最低3年は我慢しなければ長期で儲かるのかどうなのかなんとも言えません。

もし自分の銘柄が下がって低迷していたら売ってしまう前に、5年ぐらいさかのぼってチャートを眺めてみましょう。きっと右肩上がりのはずです。

チャイの銘柄はどうよ?

ちなみに私の保有銘柄も5年間さかのぼってみてみました。今のところ、キャピタルゲインでマイナスになっている銘柄が実は2つあります。

マリオットバケーションズ(VAC)レイセオン(RTN)です。

私の保有銘柄の過去5年間のチャートをグループ分けしました。

順調に右肩上がりグループ

アドビ(ADBE)、ビザ(V)

うねりはあるけど右肩上がりグループ

アマゾン(AMZN)、ロッキード・マーチンLMT)、マリオット・インターナショナル(MAR)、デルタ航空(DAL)

今は下がっているけど長期には右肩上がりグループ

アップル(AAPL)、ボーイング(BA)、ノースロップ・グラマン(NOC)、アルファベット(GOOG)、レイセオン(RTN)


なんとか右肩上がりグループ

マリオット・バケーションズ(VAC)

結局、みんな右肩上がりです。一番具合の悪いVACでも、5年間みたら右肩上がりですし、低迷してからまだ1年半しか経過していません。DISやSBUXでも3年ぐらいは低迷することがあります。3年ぐらいはみてみないとなんとも言えません。

売ったら負け!

AAPL、GOOG、AMZNなどの銘柄は、ちょっと前までは、オワコン銘柄と言われていました。でも気がついたら、いずれも株価は回復してきていて、過去最高値をうかがう勢いです。

とにかく長期保有です。売ったら負けです!