ボーイング(BA)がソフト修正 何度も航空事故を繰り返して成長する企業

ボーイング737 Max 8の墜落原因は、離陸時の失速を防止するための自動化機能が、センサーの故障で機首を下げる方向に働いてしまうことが原因とみられています。

その機能を修正するソフトウェアのアップデートを4月までに提供するとしています。さらに修正点に関する説明会をパイロットに実施する予定となっています。

過去にも事故っている

1965年にも立て続けに3回も墜落事故を起こしています。

当時最新鋭だった727-100型機です。短い滑走路でも運航できる新たな装置が搭載されていましたが、パイロットがその機能をよく理解せずに操縦したのが原因とされています。

結局、ボーイングは、飛行規程と最終侵入時のマニュアル変更で切り抜けています。

その後1966年に、全日空のボーイング727-100も羽田空港に着陸する寸前で墜落し、乗客133人全員が死亡しました。原因は機体の不具合または操縦ミスなど不明です。

バッテリーも燃えた

2013年1月にボーイング787もリチウムバッテリー出火するトラブルがありました。駐機中のJAL便と飛行中のANA便から立て続けにバッテリーから出火事故がありました。このときも787型機がすべて運行停止になりました。航空会社も機体が足りずに運休になって色々大混乱しましたね。

その後、4月にはすべてのバッテリーの不具合を改良し、運行再開になっています。

株価はビクともしない

一体、これまでの事故でBAの株価はどうなっていたのでしょう?

1965年の8月から11月にかけて、ボーイング727は3回墜落しています。

ところどころ、下がっているところはあるけれど、事故のせいなのか変動の範囲内なのか、よくわかりません。いまとなっては、事故って、なんのこと?みたいな感じです。

2013年1月のリチウムバッテリー出火事件もチャートをみると、確かに1月はもたついているような気もするけど、その後はぐいぐい株価が上がっています。

このときに買っておけば、儲かったよなあ、という感じです。

さて今はどうでしょう?昨年10月から世界株安で、BAも下がりましたが、その後順調に回復し、事故が起こる直前までは、昨年の過去最高値を10%以上更新していました。そこから事故で急落して、それでも年初から比べると、15%ぐらい上昇しています。

実は絶好の買い場かもしれません。

選択の余地がない

結局のところ、航空機生産は、世界的に寡占状態であり、アメリカではボーイングしか旅客機を生産できません。

自動車業界やスマホ業界と比べても、ボーイングの方がワイドモートです。これだけ事故を起こしていても倒産する心配はないし、しれっと飛行機を売りつけてくるのです。