ボーイング(BA)またもや悪材料!しかし買い増しすべき

2020年1月18日付のニュースで、ボーイング(BA)社の旅客機で運行停止が続いている737Maxのソフトウェアに新たな不具合が見つかったとの報道がありました。

MCASとは関係ない

今回の737Maxのソフトウェアの不具合は、前回のMCASと呼ばれる自動制御装置のソフトウェアの不具合とは無関係で、運航システムの作動を確認するモニターの一部が起動しないと言う不具合だそうです。すぐに対応できそうなバグなようにも思いますが、今回の737Max騒動は、かなりこじれているので、念を入れてから再スタートした方が良さそうです。

これまでの騒動を時系列にする

2018年10月29日、インドネシアのライオン航空の国内便が墜落。旅客機は、737Max。BA株急落。

2019年3月10日、エチオピア航空が墜落。これも737Maxで、BA株、再度急落。それまでは、450ドル近くまでの値をつけていました。

その後、欧州で737Maxの運行停止が決定され、続いて、アメリカでも運行停止になったことで、世界中で運行が停止しています。

4月に入ると、ボーイング社は、737Maxの生産を2割減らすことを決定しました。

各国の航空会社からの737Max購入キャンセルが相次いています。

8月、ボーイング社から、10〜12月中に737Maxの運行停止措置が解除される見込みとアナウンスされました。

10月には、別の小型旅客機の737NG、810機のうち38機に亀裂が見つかり、部品交換と修理が必要とわかり、BA株急落。

会長職に、CEO兼会長のデニス・ミューレンバーグ氏から、デービッド・カルホーン氏が会長就任。

10月23日の決算発表で、737Maxの年内運行再開の見込みがアナウンスされました。

2019年12月には、1月から737Maxの生産を一旦停止することが発表されました。

この間、米中貿易戦争の影響で、BA株は急落を繰り返したりして、737Max運行停止措置が始まってから、320ドルから380ドル近辺を行ったり来たりしています。

資金調達を協議

そして、今回のソフトウェアの新たな不具合で、1月17日の取引で、-2.36%の下落です。

さらに1月20日づけのロイターの報道によると、今回の737Maxの停止問題で、フリーキャッシュフローが毎月10億ドルずつ減っており、このままいくと、737Maxの運行再開は、4月以降にずれ込む可能性が出てきており、ボーイング社は100億ドル相当の資金調達を金融機関と協議しているとのことです。

みんな冷静になれ

こんな話を聞くと、なんだかBA株を保有していると危ない気持ちにもなってきます。

でも、冷静に考えると、なんだかんだ言っても、旅客機の生産は、ヨーロッパのエアバス社とボーイング社が圧倒的に大きくて、寡占状態です。またボーイング社は、アメリカの軍事産業も担っており、このまま萎んで終了なんてことはあり得ません。

こう言う悪材料がいっぱい出てきたときは、優良株が投げ売りバーゲンセールされている絶好のチャンスなのです。むしろ、アップル(AAPL)株がそうだったように、買い増しをするべきです。

よくみると、320ドル近辺で、下値抵抗線が形成されています。

配当金の利回りも年2.5%です。

大きなリスクを背負ってはダメ!

しかし、分散投資は大事です。

ゼネラル・エレクトリック(GE)株が悪い見本です。発明王エジソンが作った電機メーカーです。ダウ30銘柄で最も歴史が古い銘柄だったのに、株価はどんどん右肩下がりで、最後は減配までして、ダウ銘柄から除外されてしまいました。

だから、もし万が一、BA株が紙切れになったとき、どこまでの予算ならしょうがないな、と思えるかよく考えて、BA株を買うべきです。それ以上のリスクを背負わずに分散投資を心がけましょう。

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