やっぱり・・・富士フィルムがアビガンをギブアップ!

こんばんはチャイです。2022年10月14日の日経新聞電子版に掲載されていた記事ですが、富士フィルムがコロナ向けに治験をおこなっていたアビガンを開発中止すると発表しました。

新型インフルエンザ薬

そもそも、アビガンは、新型インフルエンザ用に開発した抗ウィルス薬、一般名ファビピラビルという内服薬ですが、臨床試験で2021年4月から重症化リスクのある20歳以上の軽症コロナ患者に重症化を抑える有意な結果が得られなかったとのことです。

治験結果が微妙

過去の日本の臨床試験では、主要評価項目で統計学的有意な効果が得られたという話もありました。しかし、米国でカナダ製薬会社アピリ・セラピューティクス社を通じた治験を並行して実施したところ、統計学的有意性が無かったとの結果が出ています。

そうこうしているうちに、コロナの株が変わってしまったり、重症化しにくいオミクロン株ばかりになってしまったり、ワクチン接種済みの人が増えてしまったりと、治験を継続するために必要な患者が集まらなくなってしまったようです。

安倍政権の時から

アビガンの早期承認に関しては、安倍晋三元首相が2020年5月中に承認をめざすと発言し、元々、新型インフルエンザウィルスの治療薬として備蓄していたものを、新型コロナウィルス用にさらに備蓄を増やす方針が打ち出されていました。

マスメディアの方でも、俳優の石田純一がアビガン内服で劇的に治ったという報道がされたり、煽り情報が多かったりしたように思います。藤田保健衛生大学が中心になっておこなった臨床試験でも有効性が見られなかったという結果も出ていました。

新薬はハズレが多い

新薬って、千に1つぐらいしか当たらない世界です。製薬会社の新薬開発費用が支出に占める割合は、自動車会社の開発費用よりもずっと多いと言われています。ほとんど博打みたいなものです。

アビガン自体がインフルエンザの治療薬としてもいまいちだった薬だったんですが、こういう時に製薬会社がよくやることは、他の治療薬として流用できないかなあ、という行動です。

多分、アビガンはそんな感じだったんでしょう。

安倍さんわかってなかったのかも

厚労省も冷ややかに眺めていたとは思うんですが、安倍元首相はあまり事情がわかっていなかったのかもしれません。

私は製薬会社に投資する気にはならないですね。あまりにもリスクが高いです。少なくとも、ベンチャー企業で治験中の新薬に期待して投資すると痛い目に遭います。

私がそれでも投資するとしたら、新薬の治験への期待で株価が上昇する時に買って、その結果が出る前に売り抜けると思います。

米国株ブログランキングの最新版はこちら!

投資の参考になりますよ!

にほんブログ村 株ブログ 米国株
にほんブログ村