自動運転走行実績 アルファベット(GOOG)1位、アップル(AAPL)3位

3月7日のアメリカ株式市場は大きく下落し、またしても、上値抵抗線で跳ね返されてしまいました。

がっかりしながらも、日経新聞を見てみると自動運転の試験走行に関する走行実績のデータが出ていました。公道走行試験を実施している企業は、1年間の走行距離を報告する義務があります。

1位は、ウェイモ(Waymo)

走行距離で1位になったウェイモは、2016年にグーグルから自動運転車の開発部門が分社化した企業です。2017年12月から2018年11月までの1年間の走行距離は、202万1,326キロメートルです!とてつもない走行距離です!

介入頻度は、1万7,730.9キロ/回、要するに1万7千キロもの距離を人がなにもハンドルを切らなくても走れると言うことです。

2位がGMクルーズ(ゼネラルモーターズ)ですね。72万374キロメートル。ウェイモと比べると、ずいぶん差が付いてしまっていますが、これもなかなかの走行距離です。

3位がアップル(AAPL)。12万8,337キロメートルです。地球一周が4万キロメートルだから、これもすごいです。

日本勢大丈夫か?

日本勢は、14位に日産自動車で、8,808キロメートル、23位がトヨタ自動車で613キロメートルです。本気で自動運転を開発する気があるのかよ!と思えてきます。

これだけ走行実績で水をあけられると、結局、日本メーカーは、東芝やパナソニックがパソコンのハードを生産して、OSはマイクロソフトだったように、自動運転のシステムは、米国企業に頼らざるを得ないのかなと思いました。

米国ハイテク大企業の寡占になる

ちなみに、4位のオーロラというのは、アマゾン(AMZN)が出資しています。自動運転のシステムは、必ずしも1つの企業が独占してひとり勝ちになるとは限りませんが、数社による寡占状態にはなるでしょうね。結局、1位アルファベット(GOOG)、3位アップル(AAPL)、4位アマゾン(AMZN)という感じで、米国ハイテク企業、いわゆるFANG銘柄が上位に食い込んでしまっているわけですから、たとえ、それ以外の企業が自動運転で大きなシェアを獲得して1位になったとしても、このFANG銘柄のいずれか1つか2つの企業が、自動運転の世界でもシェアを獲得する存在として残るのは間違いないでしょう。

5位のズークスのような新しい企業、ソフトバンクが出資する6位のニューロ、はたまた中国企業に投資の狙いを定めるという選択肢は、当たれば大きいですが、失敗する確率も高いです。そんなことをするぐらいなら、FANG銘柄のほうが安全確実だと思います。たとえ自動運転で失敗しても、買った株が紙切れ同然にはならないです。

日本政府も道路交通法を改正する

本日3月8日、自動運転に対応するため、「スマホや携帯を使用しながら」「車載テレビをみながら」の運転が公道で認められる道路交通法改正案が政府で閣議決定されました。今の道路交通法では、アクセル、ブレーキ、ハンドル操作を自動化する「レベル2」までしか認められませんが、新しい道路交通法では、緊急時に運転手が操作するという条件であれば、すべての運転操作が自動化できます。

正直、なにもかも自動運転になるのにはまだまだ年月がかかるし、夢物語だとおもうんですよ。駅まで自動運転で車が送ってくれて、帰りは駅まで車が迎えに来てくれているみたいな・・・。雪国だったら、自動運転の除雪車が、お掃除ロボットみたいに24時間自動運転で除雪していたりとか・・・。

ただ、高速道路の単調な運転だけでも自動運転になってくれたら、1人で運転しているときでも、友達や家族で遠出するときでもすごく便利だし、ありがたいことだと思います。帰省ラッシュで渋滞していても、イライラもずいぶん解消されると思います。