9月から株式市場底入れ感あり、9月の底抜けなさそう

2019年8月のアメリカ株式市場は大きく下落しました。チャートを見ると、8月の月初に大きく下げてから、その後は上下に乱高下して、徐々に底値が切り上がっていることがわかります。9月に入って、この1週間は大きく株価が回復してきています。

先週はかなり回復

9月2日から6日までの1週間で、ダウ平均が+1.49%上昇、S&P500指数が+1.79%上昇、ナスダックが+1.76%上昇しました。S&P500指数も先週木曜日に大きく跳ね上がり、2978.71で先週金曜日は引けています。3,000ポイントの節目まであと1%まで近づいています。

一気に好材料続々

まず、香港のデモ運動に関連して、香港行政長官が「逃亡犯条例」改正案の撤回を発表したことで、米中の貿易交渉も進展するのではないかという観測が出てきました。

10月に米中高官による通商協議が再開されることが伝わりました。

また中国の経済指標も堅調であったことも追い風になりました。

イギリス議会下院が、EUからの「合意なき離脱」を回避するための法案が可決したことが市場心理にプラスに働きました。さらに、10月15日の総選挙実施を求めるジョンソン首相の提案も否決されました。

長期金利が上昇したことも投資家心理を改善させました。

雇用統計が悪かったが株価上昇

金曜日に発表された8月の非農業部門の雇用者数に関しては、伸びが13万人で、市場予想の15万8千人を下回りました。しかし、そうなると景気を刺激するために、利下げが年内あと2回必要であるという観測が浮上し、だったら、株価が上がるという理屈で、株価はさらに上がりました。勢いがつくとどんな理屈でも株価は上がっていきます。

期待外れなことがあればまた下がる

出てきた材料を整理すると、香港のデモは収束するのかもしれませんが、また再燃するかもしれません。米中貿易交渉も進展するとは限りません。イギリスのEU離脱はしばらくはもたつくでしょう。利下げが年内あと2回あるとは限りません。したがって、何か期待外れなニュースが出てくると、9月にもう一回下がることは充分考えられます。

トレンドラインに注目

でも、8月に何度も底値を試して反発しているので、トレンドラインが形成されていると思います。

もちろん、もっとひどいことがあれば突き破って下げるかもしれませんが、S&P500指数が2,900を割ってしまうことは考えにくいと思います。せいぜい3%の調整です。

機会損失を被る可能性が高いので、まとまった資金が入った時点で9月は買い増しを実行します。

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