アップルの発表会 Apple News+ Apple Card Apple Arcade  Apple TV+

3月25日に、アップル(AAPL)から新サービスの発表会がありました。

株価は、これまで順調に回復していたせいで利益確定の売りが生じたせいなのか、発表が期待程度または期待以下だったせいなのか、AAPL株価は、-1.2%下落して終わりました。

噂で買って事実で売る

投資の格言で、「Buy the rumor, sell the fact.」という言葉があって、日本語に訳すと、「噂で買って事実で売る。」と言います。昨日までのAAPLの相場の動きは、まさしくコレなのでしょう。よっぽど凄いサプライズな発表でないかぎり、大きく株価が上がるというのは考えにくいです。

ハードの新製品の発表は、直前にすべて済ませておいて、ネットサービスに特化した発表会となりました。この演出は見事です。

Apple New+で家族みんな読み放題

「Apple New+」は、月額10ドルで、300以上の雑誌コンテンツやウェブ、新聞が1つのアプリで読み放題になります。しかも、家族6人まで共有できるところが便利だと思います、日本での対応は、まだ決定していないようです。

Apple Cardなら常に2%還元!

ゴールドマン・サックスマスターカードと組んで、新しいクレジットカードブランド「Apple Card」が発行されます。iPhoneのWalletアプリで使えて、ApplePay対応店ではすぐ使うことができます。しかも、マスターカードのネットワークを利用するので、マスターカードが使える店であれば、近いうちに対応するようになると思います。別品の白いチタンカードを使っても決済ができるような配慮もされています。これが普通のクレジットカードと違って、サインが不要らしいです。

明細書の一覧表示で、これってどこからのなんの請求だったっけ?というときに、AI処理でどこからの請求なのかわかりやすく名前を変換してくれるという便利機能もついています。地図機能まで連動しています。

しかも買い物をすると、2%還元されます(アップルストアなら3%還元)!なんだか日本の消費税10%に備えての2%ポイントバックみたいなサービスです。ずっと2%還元が続くのならすごいことだと思います。

なんと、年会費も手数料も無料とのことです。

クレジットカードを利用すると還元される航空会社のマイレージと競合しますね。VISAやアメックスにとっては大きなライバルになります。

Apple Arcadeも面白そう

Apple Arcadeでは、定額でハードウェアを横断して、つまりMacとiPad、iPhoneなどに横断して、ゲームができるサービスです。Googleもクラウドを使ってハードに依存しないゲームサービスを開始するみたいですし、任天堂のようなハードゲーム機は時代遅れになってしまうのかもしれません。

Apple TV+もオリジナルコンテンツを配信

「Apple TV+」では、アップルのオリジナルコンテンツの映画やドラマが配信されるとのことで、今回の発表会では、スティーブン・スピルバーグ氏が参加しました。Netflixに敵対していたスティーブン・スピルバーグ氏が参加するということは、アップルならではの質の高いコンテンツが期待できそうです。

一番大事なことは個人情報保護

今回の発表会では、個人情報の保護が強調されました。クレジットカード、関してアップルもゴールドマンサックスにも何を買ったのかという個人情報が残らないそうです。

ネット社会になってから、サイトを見ても、SNSを利用しても、買い物を電子決済しても、個人情報がどんどん流出しているのことが気になっていました。

「やましいことをしていないから大丈夫」と思っている人もいるかもしれません。

でも、たとえば、どこかの国のことを悪く言う発言をネットでしたり、どこかの国を悪く書いている本や映画を買ったりしたら、その国の情報機関にその情報が捕捉されているかもしれません。

すると、その国へ旅行に行ったときに、でっちあげの罪で拘束される可能性だってあるのです。ボーダーレスなネット社会が逆に不自由に感じるときもあります。