ANAが株式を3,321億円公募増資!デルタ航空(DAL)は大丈夫か?

こんばんは、チャイです。2020年11月27日、日本の大手航空会社である全日空ANAホールディングスが、株式を公募増資して、最大3,321億円を調達すると発表しました。

新規株発行

最大で、1億4,000万株に相当する新規株を発行します。当然、これまで出回っている株は希釈され、1株の価値は、最大29.5%価値が下がることになります。

新型コロナウィルスで、航空会社は大変な打撃を受けています。従業員の給料、飛行機の購入費用の借金返済、メンテナンス料、そして止まっているだけでも駐機費用を取られます。

従業員を解雇、無給休暇、政府からの資金援助、古い飛行機の売却、貨物輸送への転用など様々な対策がとられていますが、資金流出が続いています。

赤字連続

ANAホールディングスが10月27日に発表した決算では、1,884億円の赤字でした。前回の四半期決算と比べると、持ち直したとはいえ、全然赤字です。しかも、このままでは、来年も状況が元通りになるとは到底思えないです。

株主はつらい

というわけで、株式を新規発行して、資金を調達するのは、会社が存続するためにも致し方ないことと言えます。そもそも、株式を公開するということは、株を株主に買ってもらって、資金を集めることが本来の目的ですから。

しかし、これまでANA株を保有していた株主にとっては、正直たまったものではありません。

株式を増資されるのは、自社株買いの逆なので、価値が薄まってしまって大損してしまいます。

ANAの株価

ANA株の株価を見てみると、一番高い時が、2018年の4,700円で、その後、なんでかわかりませんが、コロナの前から右肩下がりで株価は下がっていて、コロナ直前が3,400円ぐらい、現在2,540円です。

多分、今後、もっと下がるでしょうね。割と私の周りでも、優待券とかもらえるためなのか、ANA株を保有している人ってちょくちょく聞きましたが、今も保有しているのかなあ。

DAL大丈夫か

私が気になるのは、保有しているデルタ航空(DAL)株のほうです。こちらも依然、赤字決算です。1日あたり1,800万ドル失っています。

アメリカのCEOは、そう簡単には、配当を停止したり、増資したりはしません。もしそんなことしたら、株主からクビにされてしまいます。

日本の株主みたいに、会社が存続するためにはしょうがないな、これからもCEO頑張ってください、ということで済まされません。それだけ、日本企業は日本人経営者、日本の社員、株主も会社の仲間みたいなところがあって、それで日本社会が丸く収まっているのでしょう。アメリカみたいな殺伐とした株式至上主義の企業経営だったら、日本人の身が持ちません。

だから、DALに関しては、増資はないだろうと思っているのですが、すでに配当停止も喰らってしまっていますし、大きく期待していると痛い目にあることになります。

DALのチャート

同じようなスパンで、DAL株のチャートを見てみると、コロナ前が60ドル近辺で、コロナ直後に20ドル弱まで落ち込んで、現在41ドルです。

チャートの推移も、ANAよりはDALの方がマシですね。でも、油断は禁物です。

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