アマゾン・ドット・コム AMZN その2

アマゾンのようなネット販売企業の躍進で、街の本屋さんやCDショップ、レンタルビデオ屋さんが、経営不振で姿を消しています。この先、小売業者はどうなってしまうのでしょうか?

米国百貨店業界の株価急落

昨年の第1四半期決算後、メーシーズ(M)コールズ(KSS)ノードストーム(JWN)といった米国百貨店の株価が急落しました。洋服やブランド品は百貨店に行って、実際に品物をみて、試着したりして、店内の雰囲気を楽しみながら購入するものと言われてきました。また、アメリカの郊外に行くと、広大な駐車場とショッピングモールがあって(日本の三井アウトレットモールを何倍も大きくしたような)、そのモールの両端にノードストームやシアーズ(SHLD)などの百貨店が鎮座しています。休日に車を運転して買い物をしたり食事をしたりするのがアメリカ人家族の休日の過ごし方でした。リアルな店舗の売り上げがアマゾンに喰われて、ショッピングモールが百貨店を道連れに閉鎖される事態が続出しています。

ホールフーズが買収される

ホールフーズ(WFM)は、アメリカで、自然食品などを扱う高級志向の食料品スーパーマーケットチェーンです。2017年にアマゾンに買収されました。リアル店舗を買収することで、生鮮食料品はネット販売では難しいと考えられていましたが、アマゾンが取り扱う足がかりを確保したわけです。

アマゾン・ゴー

アメリカのスーパーマーケットに行くとレジがすごく並んでいます。アメリカ人は1週間分の食料をまとめ買いするので、それぞれの客がカゴに山盛りの商品を入れてレジに並んでいます。今年、シアトルにアマゾンの無人スーパーマーケット「アマゾン・ゴー」が登場しました。スマホを持っていけば、商品をカバンに詰めて、自動改札機みたいなゲートを通るだけで、会計できるそうです。

運送業、宇宙旅行、銀行業務!?

アマゾンが将来ドローンで配達するというニュースが一時話題になりました。運送業にもアマゾンが攻めてくることは確実ですし、おそらく旅行の手配にもアマゾンは進出してくるでしょう。なにせCEOのジェフ・ベゾス宇宙旅行を計画しているぐらいですから・・・。

決済にもアマゾンは独自のシステムを導入するでしょうし、もしかするとアマゾン通貨が登場するかもしれません。あらゆる業種に攻め込んでいき、リアルな小売店やサービス業が倒産していくと思います。我々の仕事が奪われていく恐怖を感じます。

すさまじいグロース株!

予想PERは、74.75倍で割高ということなので、投資するのに躊躇されるかたも多いようです。ROEは、22%で優秀です。最近はEPSも大きく増加しています。EPSは、2013年0.59、2014年-0.52、2015年1.25、2016年4.90、2017年6.15です。

10年前の株価は、約80ドルでした。今が1,882ドルなので、23倍です!5年前が300ドルぐらいでした。6倍以上です!去年の今頃は、980ドルでした。2倍近いですね。当然、配当金はゼロ「無配」です。

すさまじく上昇しているので、下落するときも大きいですが、過去10年間のチャートをみると、上昇の傾きが大きいので、下落してもほんの小さな凹みにしか見えません。

小さな企業の株価が毎年勢いよく上昇しているならわかりますが、アマゾンのような巨大な多国籍企業がこんなすごい勢いで株価が上昇しているところがアメリカ株のすごいところです。

今後も急落したりすることもありますし、アマゾンの成長は終わったというネット情報で埋め尽くされる日もあるでしょう。それでもアマゾン株をホールドできるかは、みなさんそれぞれが、どのくらいアマゾンに思い入れがあるのかとどのくらい分散投資が出来ていてリスクを軽減できているのかのバランスが重要だと思います。私の場合は、15%ぐらいがポートフォリオの上限かな?と考えています。アマゾンがコケるということは、我々の勤め先が安泰だということですし、アマゾンがどんどん急成長して世界を支配するときがきたら、我々は仕事を失っているでしょう。ある意味、失業保険として、アマゾン株を保有すべきだと思います。

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投資の参考になりますよ!

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