アマゾン(AMZN)とアルファベット(GOOG)の第2四半期の決算報告 明暗を分ける

2019年の7月25日の取引後に、アマゾン(AMZN)アルファベット(GOOG)の第2四半期の決算報告がありました。結果は、アマゾンが予想を下回り、アルファベットが予想を上回りました。

AMZNのワンデーデリバリーがコスト大

アマゾンの第2四半期EPSは、予想5.56ドルに対して、5.22ドルで予想を下回りました。しかし売上高は、予想625億ドルに対して、結果634億ドルで予想を上回っています。売上高が上回っていて、利益が予想を下回っているということは、コストがかかっているということになります。配送時間を短縮させるために投資を行ったことで利益が圧迫されています。

アメリカではウォルマート(WMT)が商品を無料で2日以内に宅配するサービスを展開しており、それに対抗してアマゾンは、プライム会員向けに1日で無料配達(ワンデーデリバリー)を始めています。なかなか激しい競争が繰り広げられているようです。こうなってしまうと、ネット販売が売上高の伸びが良いと言っても、利益が少なくなってしまいます。このワンデーデリバリーにかかった費用は、第2四半期で8億ドル強かかっています。

AMZNガイダンスも悪い

第3四半期の利益は、21-31億ドルの見通しで、予想では44億ドルと予想されていましたので、期待外れということになります。

アフターマーケットで-3%、AMZN株は下落しました。

AWSは好調

クラウドサービスのAWSの方は好調で、営業利益全体の7割を稼ぎました。クラウドサービスの方もマイクロソフトとの競争が激しくなると思います。ネット販売で、ウォルマートと競争しているのと同じようなことになるでしょう。

ただ、全く競争がないということはあり得ないです。1社だけ独占だと、独禁法に抵触しますし、2社だけでも当局には目をつけられるでしょう。

3社だと目をつけられにくいし、競合も緩いので、じつは一番儲かると言われています。

過去のチャートを見ても、やはり株価は右肩上がりですし、わざわざAMZN株を売り飛ばして、他の銘柄に乗り換える必要もないと思います。

AMZN買い増しのチャンス

優良企業の株価はジグザクしながら右肩上がりです。むしろ、ちょっと下がってくれた方が買い増しのタイミングを作りやすいです。

アルファベット(GOOG、GOOGL)は予想を上回る

第2四半期のEPSは、13.97ドルの予想が、14.21ドルで予想を上回りました。

売上高も、予想308.4億ドルに対して、317.1億ドルで予想を上回りました。

昨年は、欧州の独占禁止当局に課せられた罰金に足を引っ張られていましたが、今回はその費用が計上されなかったのも利益上昇につながりました。

ユーチューブ好調

オンラインサイトからの売上高や広告収入が好調だったようです。特にユーチューブの広告収入が堅調で、色々レギュレーションの制約が出てきて、動画削除などの手間ひまがかかる恐れがありましたが、利益にほとんど影響はありませんでした。

昨年から株価が低迷していたことや、前回の決算報告が悪かったことからの反動もあって、GOOG株価は、時間外取引で9%も上昇しています。

クラウドに賭けるならAMZN、GOOG、MSFT、ADBEがおすすめ

アルファベットもクラウド事業が好調でした。将来的には、大型ハイテク企業数社がクラウド事業を独占するようになるでしょう。まるで、旅客機の世界がボーイングとエアバスが2強で、エンブラエルとボンバルディアまでの4社で9割以上占められているように、クラウド事業も寡占が進んでいきます。

もし、クラウド事業を行なっている銘柄を長期投資するのなら、大型ハイテク企業の銘柄を2、3つ投資しておきましょう。小さな会社は寡占が進むと無くなってしまう可能性大です。

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