2019年10月24日の株取引終了後に、アマゾン(AMZN)とビザ(V)の決算発表がありました。
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アマゾン(AMZN)はEPSが市場予想を下回る
第3四半期のEPSは、予想4.46ドルに対して、結果4.23ドルで下回ってしまいました。昨年の同期と比べても利益は小さくなっています。売上高は、予想683.69億ドルに対して、699.81億ドルで市場予想を上回りました。アマゾンプライムの翌日配送サービスのコストがかさんできているのが、売上高に比して利益が下がってきている要因です。
思ったよりも下がらず
決算発表後の翌日10月25日の取引開始直後は、AMZN株は、-5%も下落しましたが、この辺りが底値で割安と評価されたのか、週末の金曜日で他の銘柄が上昇しているので、つられて上昇したのか、次第に買い戻されて、最終的には、-1.09%の下落で済みました。ふう〜、助かったと言うのが正直な気持ちです。しかし、慌てて売った人は大損しますね。

この先の株価は予測不能
今後の見通しについても、利益、売上高ともに下方修正しています。今後は、これまでのような成長は期待できないと言うことなのか、それとも、そう思っていたら、予想を上回る決算が出て、また株価が急上昇していくのか、どちらなのか、私のような素人投資家にはとても見抜けません。大事なことは分散投資を心がけて、あまり大きな比重をかけないことです。
ビザ(V)予想を上回る
第4四半期のEPSは、予想1.43ドルに対して、結果1.47ドルで市場予想を上回りました。売上高も予想60.8億ドルに対して、結果61.4億ドルでこれも市場予想を上回っています。やはりキャッシュレス決算の市場が拡大していることと、ビザを代表するカード会社がその業務に関して寡占状態であること、人件費や材料費などが掛からず利益幅が大きいのが効いています。
期待大きくなりすぎ?
確かにV株の最近の素晴らしい株価の上昇率ですが、昨日の良い決算の後にもかかわらず、+0.96%しか上昇しませんでした。

それだけ、投資家が良い決算に慣れっこになってしまっていると言うことなのかもしれません。いつか、悪い決算が出る時もあると思うので、その時は、急落するはずです。調子の良い銘柄だからといって、これもポートフォリオの比重を上げすぎると痛い目に遭ってしまいます。今のところ、10%のポートフォリオをキープしていきます。
まだまだ上がる
10月もそろそろ終わりに近づいてきています。10月25日(金)の取引時間中に、S&P500指数が一時的に過去最高値を更新しました。

これから年末〜春まで株価が上がりやすい時期なので、近いうちに3指数すべてが過去最高値を超えている日も近いと思います。11月もまとまった資金が入ったら、早めに買い増しをおこないます。