アルファベット(GOOGL、GOOG)のCEO交代で株価上昇

グーグルの創業者のラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏がグーグルの親会社アルファベットのCEOと社長のポストから退任するという報道を受けてから、なぜかアルファベット株(GOOGL、GOOG)の株価が上昇しています。

邪悪になるな

トップが交代すると、好調な企業なら今後の見通しの不安から、株価が下がりそうな気もするのですが、GOOG株は今月に入ってからどんどん上がっています。

ラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏はスタンフォード大学の博士課程の学生のときに、グーグルを1998年に起業しました。「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」という企業理念を掲げていて、従業員の行動規範には、「邪悪になるな(Don’t be evil.)」があり、グーグルという会社は「曲がったことが嫌い」「悪いことをしてまで儲けるつもりはない」みたいな一本筋の通った性格を持った大型ハイテク企業です。

新しいCEOはピチャイ氏

その代わり、投資家への還元に関しては消極的で、大量のキャッシュを保有しているのに配当金はゼロですし、自社株買いもわずかです。会社理念追求型の企業で、株主優先企業ではないのです。

しかし今後は、グーグルのCEOであったインド出身のアメリカ人のサンダー・ピチャイ氏が親会社アルファベットのCEOも兼任することになります。

ピチャイ氏は、2018年にグーグル検索が締め出しをくらっている中国市場向けに、中国政府のネット検閲を受け入れた検索サービス「ドラゴンフライ計画」を推し進めた人物です。そういう意味では、創業者の貫いた理念であるdon’t be evil.や世界中の人々がインターネットに検索でアクセスできることという会社本来の目標が崩れてしまう恐れがあります。

要するに、検索に徹して広告収入で収益を上げるだけでなく、手広くビジネスを拡大していくようになっていくのかもしれません。

グーグル株価は充分上がってきた

そういう意味では、株主にどんどん還元される企業に変わっていくのでは・・・という期待感から、CEO交替で株価が上がっているのではないかと思います。

しかし、そんな会社の魂を売らなくても、アルファベットの株価は、これまで市場平均を充分アウトパフォームしています。

邪悪にならないで、いつまでもグーグルらしさを残して欲しいです。

AAPL、GOOG、AMZN統一規格

先日、アップル(AAPL)、グーグル(GOOG)、アマゾン(AMZN)の3社が家庭機器をインターネットに接続する通信方式を共通化することを決定しました。2020年後半から始まるとのことです。そうなると、日本の家電メーカーもその規格に合わせた家電を作り始めるので、今後、グローバルの統一規格になっていくと思います。

やはり、2020年以降も、AAPL、GOOG、AMZNのうち、どれか1銘柄は保有して行った方が良さそうです。今のところ、私は3社とも押さえています。

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