新型コロナウィルス騒動がまさかこんなに長引くとは思っていませんでした。たかが風邪でしょ?やっと、日本政府も指定感染症2類に指定するのはやり過ぎだと気づいたらしく、見直しを検討しているとのことです。指定感染症2類だと結核と同格ですよ。実際には、どこの医療機関もコロナに腫れ物を触るかの如く、1類相当で対応しています。1類と言えばエボラ出血熱です。
パイロットもリストラ
そんなこんなで、自粛延長で、航空会社は大打撃です。かつてのバフェット銘柄だったデルタ航空(DAL)が操縦士を10月以降に1,941人レイオフすると発表しました。
操縦士といえば、エリートです。少し前までは航空会社は操縦士不足なんて言われていたのに、今や首切り対象です。なんと、米航空会社は政府から資金支援を受けていますが、9月で支援が打ち切られる模様です。
倒産するかも
おそらく、再びなんらかの政府からの救済措置があるとは思いますが、もし万一、援助がなければ、さらに米航空会社は厳しい状況に追い込まれます。
アメリカン航空(AAL)も、支援が10月以降止まってしまった場合、操縦士1,600人を含む従業員1万9千人をレイオフすると発表しています。
本当に、米大手航空会社の中で、倒産する会社が出てきても不思議ではないです。これまでは万が一の確率でしたが、そろそろありえる事態になってきました。
アマゾン(AMZN)大躍進
一方、アマゾン(AMZN)は絶好調で、米国6つの都市でホワイトカラーを合計3,500人雇用すると発表しています。しかも、アフターコロナ後にはリモートワークではなく、オフィスでの仕事を見据えて、ニューヨークの5番街にあった老舗百貨店で、8月2日に倒産したロード・アンド・テイラーの建物を購入しています。
やはり大型ハイテク銘柄
百貨店が倒産して、航空会社でパイロットが首切られて、新興企業のアマゾンがどんどん成長しているとは、コロナがビジネスの潮目の変化を大きく加速させているように思えます。そう考えると、今の大型ハイテク株の株価上昇は、あながち過熱気味ではないのかもしれないです。僕もかれこれ国際線の飛行機1年近く乗っていないです。アマゾンで買い物は、ほぼ毎月していますね。
まだまだ航空会社や旅行関連の株銘柄は買い控えた方が良さそう。