エアバス決算でつまずく、やはりボーイング(BA)買い

2020年2月13日(昨日)、欧州の旅客機製造会社最大手のエアバスの決算発表がありました。ライバルのアメリカ企業ボーイング(BA)がつまずいているだけに大きく利益をあげるのかと思いきや、13億6200万ユーロ(14億8千万ドル)の赤字に転落しました。意外です。

汚職疑惑

今回の決算では、汚職事件に関与していたとされる英米仏3国に和解金40億ドルを支払ったことが大きな足かせになったようです。和解金などを除いた正味のビジネスだけだと、プラス利益でした。

まるで、日本のロッキード事件のように、エアバスの販売促進のために、各国の有力者にコンサルタント料を支払って買収していたのではないかという疑惑です。またマレーシア航空やエアアジアなどのLCC航空会社の幹部にも資金援助をしていた疑いが出ています。

アドバイザリーという名の賄賂

この辺りは線引きが難しいでしょうね。

「当社の商品がどうやったら市場にニーズに応えることができるのか各国の専門家にアドバイスをうかがいたい」とか言って、商品の受注に影響力を持っている関係者とアドバイザリー契約を交わしてコンサルト料を支払うようなことは、どこの業界もやっていることです。

コンサルト料を受け取る側は、時間を割いて、業者と面談して、向こうの商品の話を聞いて、「ここをこうしたらどう?」みたいなことを答える仕事をします。でも、そうやって業者の人と仲良くなってしまうと、入札の時に、手加減してしまうかもですね。

だからグレーゾーンなので、和解金を支払って、うやむやになったのかもしれません。

ちなみに日本の関係者も汚職疑惑に関わっていたという報道がありましたが、誤報だったようです。

エアバス生産が遅い

ボーイングがつまずいているせっかくのチャンスなのに、エアバスの引き渡し機数は、863機で過去最高ではありましたが、生産が遅れ目標生産数には到達できませんでした。

ボーイングがこけていて、エアバス の生産が間に合わないのなら、他の会社に飛行機を注文すれば?と言いたくなるのですが、そう簡単にいかないのが、航空製造業界の特殊なところです。

ボーイングとエアバスの2択

なんと、ボーイングとエアバスで世界の旅客機の90%占めています。だから、エアバス機が完成するのをゆっくり待つか、ボーイングの不具合が解消されるまで待つかのどちらかしか航空会社には選択肢がありません。

しかし、こんな時期にこんな汚職疑惑が浮上するなんて、なにかの陰謀なのでしょうか?

BAは絶対買い

いずれにせよ、ボーイング(BA)にとっては、追い風です。BAのチャートを見ると、底値からは随分と回復してきていますが、まだ約1年前の最高値446ドルに比べると、まだ20%以上も下がったままです。今から買い増ししても遅くないです。配当利回りも年2.37%で、市場平均よりは高配当です。減配はしないと前回の決算で一応は表明されています。今のうちに仕込んでおきましょう。

米国株ブログランキングの最新版はこちら!

投資の参考になりますよ!

にほんブログ村 株ブログ 米国株
にほんブログ村