まとまったお金が入りました。7月は株価が一旦上昇しやすく、8月9月は下がりやすいです。7月に買い増しを行うなら、早いほど良いです。
円高は米国株買い増しのチャンス
当然のことながら、日本人の収入は円で入金されます。米国株を買う時はドルに換金しなければなりません。円高の方が絶対お得です。しかしFXでもそうですが、ドル円相場を読みきってドルに替えるタイミングを成功させるのはまず不可能です。
利下げでどうなる?
この先、ドル円が大きく動きそうなイベントとしては、7月30日〜31日に予定されているFOMCです。ここで、アメリカが利下げに踏み切る可能性が控えています。
しかし、パウエル議長が「利下げしません」と言ったら、ドル高円安になるでしょう。そうするとそこまで引っ張ってから、日本円をドルに換金したら大損です。
逆に「利下げします」と言ったら、ドル安円高になるのかと言われると、これはなんとも言えません。理論的には利下げしたらドル安になるはずなのですが、すでに市場関係者が利下げするものだと心の準備ができていると、むしろドル高になることもあります。いわゆる「織り込みずみ」というやつです。
だからあんまりタイミングを見計らっていると策に溺れてしまいます。
目安は1ドル110円
私の目安としては、ここ5年間くらいは、ドル円相場は、1ドル100〜120円あたりのレンジ相場ということなので、中央値の1ドル110円よりも円高だったら、喜んで買い増しという風に割り切っています。

ちょっと最近、円安ぎみですが、それでも108円台なので、買い増しを実行しました。あまり長く引っ張ると、「米国株は右肩上がりの法則」のために機会損失を喰らってしまいますし、買いたいものがあるのに後回しにして毎日そわそわしているぐらいなら、早く買ってしまって、次のことに集中したいです。
BAとRTNを買い増し
ポートフォリオを眺めていると、ボーイング(BA)の比率が7%を目指しているのに、6.7%で5%弱劣後してきていることと、レイセオン(RTN)の比率が理想では7%なのに、6.2%で10%以上遅れてしまってきているのが気になりました。

その他、劣後してきているのは、アップル(AAPL)とアルファベット(GOOG)ですが、これらは最近買い増しを行っているうえに株価も随分高値になってきたので、今回はお休みにしました。マリオットバケーションズ(VAC)も劣後しているのですが、これはマリオットインターナショナル(MAR)と合算して10%のポートフォリオを構築するようにしています。今のところ、MARが好調なので、今回はお休みにしました。逆に、ビザ(V)は大して買い増ししていないのに、どんどん膨れ上がってしまいます。
100万円分買い増し
ということで、今回は、97万円をドルに換金し、配当金の3万円分を合わせて、買い増しを行いました。
BAは、737Maxの墜落による運行停止の影響で、最近の株価の上昇が抑えられてしまっています。

RTNは、ユナテッド・テクノロジーズ(UTX)がRTNを買収するという話がどうなるのか不確定要素があり、株価が冴えません。

BAのPERは20.77倍でやや割高、配当金は2.27%と悪くないです。
RTNは、PERは16.79倍で普通、配当金は2.09%です。
どちらの銘柄も、短期的は不安要素があり株価はしばらく低迷するのかもしれません。でもアメリカ優良企業の銘柄なので、長期的には右肩上がりなのは確実です。今のうちに仕込んでおくのは投資妙味があると思います。
約定したよ〜
指値で注文して床につき、朝起きたら約定していました。
BAが1株362.85ドルで約定し13株、4,738.65ドルで購入し、手数料が21.6ドルでした。
RTNが1株178.90ドルで約定し25株、4,494.1ドルで購入し、手数料が21.6ドルでした。
楽天証券手数料ゼロはだいぶ怪しい
手数料が合計で、43.2ドルです!5千円弱の手数料です!
楽天証券は、7月22日以降、手数料が0ドルになるという話なので、もうちょっと待ってから投資した方が、得なのかなと思い計算してみました。
よく調べてみると、手数料0ドルという言葉が一人歩きしているみたいです。
手数料がゼロになるのは、約定代金が2.22ドル以下の取引とのことです。それって、現実的でないですよね。それ以上の取引は、0.45%かかります。したがって、私の投資では、BAが21.32ドル、RTNが20.22ドルの手数料になります。
手数料の上限が20ドルというルールがあるので、それぞれ20ドルずつの手数料、そしてなんと消費税が8%付いて、それぞれ21.6ドルになります。
結局、7月22日以降になっても、何も手数料で得することはありませんでした。
この計算で判明したことは、2銘柄50万円ずつ購入するよりも、1銘柄100万円一気に購入した方が、手数料20ドルが上限のルールが適用されるので、手数料が半分で済みます。
次回から、毎月1銘柄だけ購入するようにします。